ねこの”たま駅長”が救ったびんぼう電車に乗ってきた

和歌山

スクリーンショット (239)

本日4月29日は、初代たま駅長の生誕18周年という記念すべき日。

 

「たま駅長」って?

 

それは、びんぼう電車をすくったねこ。

経営の危機に瀕していた和歌山電鐵貴志川線の終点、貴志駅を住処としていたたまが社長の計らいで駅長に就任すると、全国から観光客を集め、マスコミに取り上げられ、一躍有名になりました。

2年前に息を引き取ってからは跡継ぎのニタマに駅長の座を譲りましたが、たま駅長が残した功績はこれからも後世に語り継がれていくことでしょう。

そんなわけで、先月和歌山県に初上陸した僕が訪れたときの光景を綴っていきたいと思います!
和歌山電鐵ホームページ

 

和歌山駅で一日乗車券を買ったら、停車中の「おもちゃ電車」に乗り込みます!IMG_6617IMG_6618

デザインは超有名鉄道デザイナー、水戸岡鋭治氏。 IMG_6619

中にはガチャガチャがあったり、IMG_6692

ひたすらおもちゃが並ぶ棚があったり、IMG_6620 IMG_6621 IMG_6623

中吊りも楽しげなデザイン。IMG_6624 IMG_6625

赤ちゃんのベッドもあったり、 IMG_6626

細かいデザインまでよく考えられています! IMG_6627

 

車内を楽しんでいると、終点の貴志駅まであっという間に到着!そう、この貴志駅こそ「たま駅長」が勤務している駅なのです。

たま駅長仕様に改築された駅舎がとてもかわいい!IMG_6629

実はこの駅舎も水戸岡鋭治氏のデザイン。 IMG_6630-1

駅自体が「たまミュージアム」となっています。IMG_6653

改札をちょっと抜けたところで、「たまⅡ世駅長」通称ニタマがガラスの中の駅長室で気持ちよさそうに寝ていました。IMG_6636 IMG_6637 IMG_6639 IMG_6646 IMG_6644

今は亡き初代たま駅長の写真で縁取られた時刻表。白黒なのがまた泣かされる。。IMG_6632

かわいらしいニタマ駅長のイラストと写真。IMG_6634

貴志駅の待合室には「たまカフェ」がさまざまなかわいらしい装飾が施されています。IMG_6647IMG_6649IMG_6650

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店内で「たままんぢゅう」をいただきました。IMG_6652

他にもいろいろなメニューがあります!《たまカフェメニュー

こちらは初代たま駅長が身に着けていた帽子とマント。IMG_6651

駅のホームには、初代たま駅長を祀るほこらが。神様となって貴志駅を訪れるお客さんを見守ってくれているのでしょう。IMG_6655-1 IMG_6657-1 IMG_6659

 

さて、ちょっとだけ時間があったので駅前を少し散策してみました。IMG_6662

あれが貴志川かー!IMG_6660IMG_6661

帰りは至って普通の電車で。IMG_6665

途中、伊太祁曽駅で途中下車してちょっとだけ散策。IMG_6670IMG_6671

駅で再びおもちゃ電車に出会いました。IMG_6667 IMG_6669

伊太祁曽神社へ行ってみました。IMG_6672 IMG_6680 IMG_6679 IMG_6678 IMG_6677 IMG_6676 IMG_6675 IMG_6674 IMG_6673

伊太祁曽駅に戻って来て、和歌山駅へと帰ります。またまたおもちゃ電車(笑)IMG_6684 IMG_6685

始発電車だったので人はまばらでした。だいぶ日も傾いてきましたが、とても工夫を凝らした電車ってことがよく分かります。IMG_6686 IMG_6687 IMG_6690 IMG_6691 IMG_6694

 

このびんぼう電車を救った猫の話、知れば知るほど泣けてきます。。地方鉄道再生の希望のような存在。そんなたまの物語を和歌山電鐵の社長が本に書いたそうです。僕もまだ読んでいないのですが、これは絶対面白い!

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たまに限らず、全国各地でその土地ならではの取り組みが現れてくると楽しいですね。てりーぬでした!

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