どうも、てりーぬです!
いえいえ、寒い冬こそ北海道へ行きましょう。雪が降り積もる寒い冬だからこそ楽しめることが北海道にはたくさんある!ということを身をもって証明してきたので、5日間の旅で見てきた北海道の冬のイベントをすべて紹介します!
新千歳空港に降り立った私は、札幌→旭川→網走→知床→釧路といった順番で北の大地を横断してきました。往復どちらもAIRDOを利用して、運賃は合わせて2万円程度。比較的お得な値段で羽田空港も使えるので便利です!
移動は道東エリアのJR北海道のすべての列車が5日間乗り放題になる「AIRDO ひがし北海道フリーパス」を使いました。AIRDOを利用した人限定で各空港で購入することができ、25歳以下だと12,680円というお得さ!PEACHバージョンもあるみたいです。すべて鉄道とバスで移動したのでかなり無茶な計画に見えるかもしれませんが、意外となんとかなります。笑
さっぽろ雪まつり
北海道の冬のイベントと言えば、最も知名度が高いのはやはり「さっぽろ雪まつり」でしょう。他の地域のイベントは1~2か月開催しているところが多いのですが、さっぽろ雪まつりは会期が1週間程度しかないので、まずはさっぽろ雪まつりに合わせて旅程を組みました。
その分やはり大都会の中に現れる超大規模な雪像・氷像は圧倒的です!
氷彫刻アーティストの技もさすがというところ。1度は訪れたいイベントですね!
北海道1泊目はこちらのホテルに泊まりました。雪まつり期間のホテルの予約はお早めに。
旭山動物園
旭川と言えば旭山動物園!旭川駅からバスで40分程度とちょっと遠いですが、それでも行く価値は大いにあります。
旭山動物園が人気の理由は、
層雲峡温泉 氷瀑まつり
次に向かったのは、大雪山の麓にある層雲峡温泉。
実は氷瀑の中は迷路みたいな通路になっていて、歩いて通ることができます。
そしてクライマックスには花火!冬こそ本気を出してくる北海道の片鱗を見せられました。甘酒やホットワインなどの温かい飲み物が飲める場所もあるので、居心地はもう最高ですよ。
2泊目はこちら。おいしいご飯に天然温泉と何も文句はありませんが、お食事中もひたすら話しかけてくるお喋り大好きなオーナーのクセが強かった。笑
JR釧網本線 流氷物語号
北海道の大地を横断して、列車でオホーツク海まで来ました。
この区間は、流氷が着岸することで有名なオホーツク海の沿岸すれすれを走り、雄大なオホーツク海の風景を楽しむことができます。車窓からは流氷の赤ちゃんを見ることができました!
列車によっては、目の前がすぐ海岸で「流氷の見える駅」として人気の高い「北浜駅」で10分ほど停車します。この日は流氷はありませんでしたが、波打ち際の本当にすぐ隣で雪の中を邁進する列車が健気でかっこよかったです。
知床流氷フェス
続いてやって来たのは、世界自然遺産にも登録されている知床!ウトロ温泉エリアでは、夜になると「知床流氷フェス」が行われます。
知床流氷フェスはキャンプ場を利用していることもあり、他のイルミネーションを楽しむようなイベントとは違ってキャンプをするような雰囲気のイベントでした。焚き火の周りをハンモックが並んでいる光景なんて最高じゃないですか??
ハンモックに揺られながら、マシュマロやチーズ、北海道名物の鮭とばを炭火で炙って食す。いやもう最高に”チル”だ…。
3泊目の宿はこちら。流氷を展望できる大浴場の温泉が最高でした!クリオネもいたよ。
知床 流氷ウォーク
知床まで来たらぜひとも体験してほしいのが「流氷ウォーク」。流氷は上から眺めるものだと思っていませんか?いいえ、上を歩くこともできるのです!網走ではほとんどなかった流氷も、知床にはご覧の通り。しっかりと流れ着いていました。
流氷の上を歩く?凍え死ぬんじゃない??いいえ、専用のドライスーツを着るので大丈夫。海に落ちても水は入ってこないようになっていて、寒さは全然感じません。この何事にも代えがたいアクティビティをぜひ体験してみてください!
ダイヤモンドダスト in KAWAYU
屈斜路湖の隣に位置する川湯温泉では、「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」が開催されます。「ダイヤモンドダスト」とは、空気中の水蒸気が急激に冷えることでダイヤモンドのように輝く神秘的な現象のこと。「気温が-20℃以下で晴れた風のない日」という限られた条件でしか見られませんが、温泉の湯気があり、北海道でも最も寒い地区の1つであるこの場所にぴったりのイベントなのです。
しかしこの日の気温は(北海道にしては温かい)-6℃程度。ダイヤモンドダストを見ることはできませんでしたが、その他の展示もほっこりするような優しい雪のアートを楽しめました。
天気予報を見ると、次の日には-20℃近くまで下がるようで、1日ずれていればダイヤモンドダストを見れたかも?と思うと同時に、そんなに冷え込んだらこんなにのんびりできなかったよな?とも思うのです。
4泊目はこちら。気づけば札幌以外はすべて温泉宿に泊まってました。
JR釧網本線 SL冬の湿原号
旅の最後を締めくくるのは、釧網本線のもう1つの観光列車「SL冬の湿原号」。標茶駅-釧路駅間を結び、蒸気機関車が釧路湿原の中を黒い煙を上げて進んでいく姿は圧巻です!
こちらは塘路駅から雪の中を40分間歩いてたどり着いた「サルボ展望台」から撮影したSL。左右は完全に凍り付いた湖と沼で、余裕で上を歩くことができました。何よりもここまで歩いて来たことを褒めてほしい!!
その先は釧路川と並走し、車窓には日本だとは思えない雄大な風景が広がります。
冬の北海道には、東京での暮らしでは絶対に味わえない非日常がたくさんありました。「冬こそ北海道」という意味が少しでも伝わっていれば幸いです。
それでは、次回もお楽しみに!