『君の名は。』の大ヒットによって一躍有名になった「飛騨」ですが、一言に「飛騨」と言ってもとても広いです。岐阜県の北側は全部飛騨。合掌造りの白川郷も、日本三名泉の下呂温泉も、「君の名は。」の聖地も、全部飛騨の一部。岐阜県も意外と有名なところ多いでしょ?
その中で、古くから中心的役割を果たしてきた、「飛騨の小京都」とも呼ばれる高山へ行ってきました!おいしいご飯に歴史的街並みと、観光地としてとても人気が高いです!
君の名は。の聖地、飛騨古川から電車で15分、高山駅へ到着。こんなに多くの人が利用する駅なのに自動改札じゃない…!
最近新しくなったきれいな駅で駅員が改札をするという昭和っぽさにすごいギャップが。この光景めっちゃ好きです。笑
さて、高山と言えば?
高山ラーメン!ですよね!!
ということで、食べログ1位の人気店へ行ったはいいものの、列が長すぎて断念。代わりにすぐ近くにある食べログ2位の「つづみそば」お店へ(今見たら1位になってた!!)。ちょっと列は短かった気はしますが、もう待つのは覚悟で並びます。
いやー、めっちゃうまかった!
そしてさらに、飛騨と言えば??
そう、飛騨牛!!
お店の外のカウンターで店員さんがガスバーナーで炙ってくれました。飛騨牛が口の中でとろけて最高!ここは特に有名なお店というわけではないのですが、とてもおいしかったです。
さあ、ここからは高山市街を散策していきます。お店の目の前を流れる宮川へ沿って北へ。
雪も降り始めて、僕とカメラに容赦なく襲い掛かってきます。。傘も忘れたから冷たい!
本堂へ到着!今年2度目の初詣。いや冷静にそれはもう初詣ではないな。
「屋台会館」なるものがあったので、雪やどり?も兼ねて900円というかなり高めの値段を払って入場。
最近ユネスコ無形文化遺産に登録されたばかりの高山祭のだしを見ることができます。
さらに隣の「桜山日光館」では大きめの精巧に作られた模型がずらりと並んでいます。1/10で再現された「日光東照宮」の模型がきらびやかに光り、とても美しいです!
一応建築学科生の端くれからすると、よくこんなの作ったよなぁ…という(笑) 感心しっぱなしでした。
続いて歩いていくのは、「飛騨の小京都」と呼ばれる所以の街並み。歴史的建造物が大切に保存されています。雪も収まって、歩きやすくなりました。
少し奥へ行くと多くの観光客で賑わってきました!道の両側にはずらりとおしゃれなお店が並んでいます。
古い街並みの終点は、東海地方でテレビの天気予報の時によく映される「中橋」。
ここからちょっと趣向が変わります。にわか城マニアの弟が「高山城址」へ行きたいと言うので、観光客はまず行かない山の中へと向かっていきます。
この鳥居は「君の名は。」の宮水神社のモデルじゃないか?と言われる候補の一つ。たしかにそれっぽい。
その神社を回り込むように、本格的に人気のない方へ歩いていきます。
遊歩道的な道へ行きつきました。ここ一帯は「城山公園」として整備されているみたいです。あと少しな気がする!
はい、着きました、高山城址。ほんとに石垣しか残っていません。
かつてはここにお城が建っていたのかな?僕もこういうのは嫌いじゃないんで全然いいんですけど、こういった良さが分かる人いますか?(笑)
最後に、江戸幕府の直轄領であった「高山陣屋」を外から眺めます(おい)。陣屋はもう日本全国ここにしか残っていないそうで、国の史跡にも指定されています。
自由通路には、ピカピカの実物大の屋台模型が展示されています。
誤算だったのは、座席が横並びのロングシートだったこと。駅弁買ってしまったのに。。
美濃太田で岐阜行きの電車に乗り換えたら、次は鵜沼駅で名鉄に乗り換え。次の日に予定があって少しでも早く帰りたかったので、より直線的に帰れる名鉄犬山線を選びました。
以上、飛騨高山からでした!日帰りでも十分楽しむことができますが、一泊くらいするともっと楽しめると思います。岐阜県は何回も来たことがありますが、飛騨の方まで来たのは地味に初めて。まだまだ多くの未踏の地があるのでまた来ます!
それでは、次回もお楽しみに!
本日の移動距離:364.3km