春は北陸!金沢の定番観光スポットを着物で巡ってみた

石川

どうも、てりーぬです!

夢の10連休が目前に迫っていますが、旅の行き先は決まりましたか?

決まっていなければ、ぜひ金沢へ行ってみましょう!

北陸新幹線が開通したことで、東京から金沢までは約2時間30分でたどり着けるようになりました。大阪・名古屋からも特急で所要時間は同じ!各都市からのアクセスは抜群で、日帰りでも十分楽しめちゃいます。

古い街並みが残る金沢で、せっかくだから着物を着てまちを歩いてみてはいかがでしょうか。おすすめの着物のレンタルショップと定番の観光スポットをご紹介します!

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金沢駅

まずは金沢の玄関口、金沢駅からスタート!駅を出ると、新たな金沢のシンボルとなった鼓門が出迎えてくれます。

金沢の観光は歩いて回るには少しエリアが広いので、バスで巡るのがおすすめ。主要な観光地をくまなく走っている「北鉄バス」の1日フリー乗車券が500円で販売されているので、金沢駅で購入しておきましょう。

フリー乗車券で乗れる「城下まち金沢周遊バス」は観光スポットをぐるぐると回っているので、このバスにさえ乗っておけば行くべき場所は押さえられます!

しかもこのバス、車内の装飾にも趣向が凝らされています。

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香林坊・着物レンタル

次に、金沢の経済の中心である繁華街、香林坊にある着物のレンタルショップに行きます!今回利用したのはこちらのお店。数ある金沢駅前のお店よりも、比較的お得にレンタルできるはず!

女性の場合、着物の着付けはもちろん、髪もしっかりセットしてもらえます。かんざしや足袋、小さなバッグも借りられるので手ぶらでOK!

長町武家屋敷跡

着物に着替えられたところで、早速まち歩きを始めましょう!まずは香林坊から一番近いスポット、長町武家屋敷跡へ。その名の通り、かつて武家屋敷があった場所です。

今でもところどころにその面影が残っていて、とても重厚なお屋敷を体感できます。水の流れがあるのもいいですねー!

早速ちょっと小腹が減ってきたので、お茶を飲みながら一服。着物で過ごすと何をしても優雅な気分になれます(笑)

21世紀美術館

香林坊から歩いても行けるくらいのところにあるのが、皆さんきっとご存知の21世紀美術館。日本を代表する建築家、妹島和世と西沢立衛が立ち上げたSANAAという設計事務所が設計を担当しました。上空から見るとこの通り、きれーいな円形になっているんです。

外側の壁はすべて曲面のガラス張り。外側からも内側からも、透明感と開放感がすごい!外周の廊下など、「交流ゾーン」に入るだけなら誰でも無料で自由に歩くことができます。まさに開かれた美術館。

21世紀美術館で有名なアートが中庭のプール。水の中を覗くと、人がいる!?すごく不思議な光景です。。

このプールを上から見下ろすのは、「交流ゾーン」なので並ぶこともなく無料で楽しめます。が、水の中へ入るには「展覧会ゾーン」に入場する観覧券が必要です。
参考:金沢21世紀美術館|来館のご案内

この日はゴールデンウィーク真っ只中だったこともあり、入場するのに1時間以上かかりました(なので入っていない)。溺れるために1時間も待つとは、なんて物好きなんだろう…。

美術館の外側にも様々な仕掛けがあります。色の3原色の透明な壁で囲まれた空間は、歩いていて色が変わるのが単純に楽しい(笑)

球体の鏡が繋がった、いかにもインスタ映えしそうなオブジェも。

兼六園

21世紀美術館のすぐ隣にあるのは、水戸の偕楽園・岡山の後楽園と並んで日本三名園に数えられる兼六園。「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」の6つを兼ね備えているから兼六園と名付けられたそうです。

庭園のわりにはものすごく広い敷地に、どーんと池があって、築山も作られて意外と起伏も激しかったりする。という、そんなスケールのでかい兼六園は見応えたっぷりです。

あやめ?しょうぶ?私には区別がつきませんが…、こうやって四季折々の風景が楽しめるのも兼六園の大きな魅力です!

5月になっても未だに咲いている桜の木もありました。桜の花が散った跡も趣があって美しい。

途中、歩き疲れて池の上に浮かぶ離れみたいな場所でおそばを食べました。お食事も充実しております。着物を着ていると疲れやすいので、休み休み行きましょう。

金沢城

兼六園の向かい側にあるのが金沢城。とはいっても、天守閣は残っておらず「城」としてはちょっと物足りないかも。

それでも塀やお堀、門など周辺の構造物はとても立派!兼六園と金沢城の間には、元々お堀だったのかな?と思わせるように道路が通っていて、道路から石垣まではかなりの高さがあります。

この門なんかも見上げるほど大きいですよね。しかもかなり新しい。近年になって、こうした遺構が少しずつ再建されているみたいです。

中心にはだだっ広い広場があり、金沢城公園として使われています。金沢城公園の敷地は兼六園以上に広い。笑

近江町市場

せっかく日本海に面した金沢まで来たら、おいしい海鮮も食べたいですよね?そんな欲望を叶えてくれるのが近江町市場!金沢城公園を通っていけば、21世紀美術館・兼六園からも頑張れば歩けます。でも無理はしないで。

近江町市場の中はアーケードの商店街のようになっており、新鮮な海の幸や金沢の特産品を扱うお店が軒を連ねています。

ここで食べ歩きをするのも最高ですね!その場で生牡蠣を割ってもらってつるっといきました。もう何も言うことはありません…!

もちろん海鮮丼もうまい!旬の魚がどっさり載っています。おやつにはぴったり(?)

ひがし茶屋街

最後に向かうのは、一番金沢らしい場所とも言えるひがし茶屋街。中心部からは少し離れているので、城下まち金沢周遊バスの「橋場町」バス停で下車、アーチが美しい大正製の「浅野川大橋」を渡ってすぐです。

木製の櫓があるところが、ひがし茶屋街の入り口の目印です。

ひがし茶屋街とは、茶屋町として栄えた伝統的な街並み。格子があしらわれた町屋と石畳の景観が徹底的に統一され、うっとりするほど美しい。。国の重要伝統的建造物群保存地区、略して「重伝建」にも選定されています。

いくつか通りがありますが、その通りによってちょっとずつ街並みの表情が違うのも面白い。

裏路地をしっとり歩くのもおすすめ。細部までちゃんと美しいのがポイント高いです。

ここも着物がすごく似合いますね。まちなかには伝統工芸品や和菓子などのお店やカフェがたくさん立ち並んでおり、ショッピングや食べ歩きをするのも楽しいです。特に「金箔ソフト」のインパクトはものすごい!

まとめ

香林坊へ戻って着物を返したら、再び金沢駅へ戻ります。夜の鼓門も美しい。

金沢駅からは北陸新幹線で東京へ帰るもよし、特急サンダーバードで大阪へ帰るもよし。私は特急しらさぎで名古屋へと帰宅しました。

金沢は交通の便もよく、日帰りでも楽しめるほどコンパクトな観光地。1度は行ってみて損はしないです!

しかし北陸には他にも、立山黒部アルペンルートの高さ20mにも達する雪の大谷や、散村で有名な砺波の一面のチューリップ畑など、この時期にしか見られない景色がたくさんあります。もう1泊、もう2泊できるなら、ぜひそちらにも足を運んでみてください!

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