どうも、てりーぬです!
今回は、47都道府県すべてに訪問した私が「泊まってよかった」と思う温泉旅館を、ランキング形式で5つ紹介したいと思います。今回紹介する施設はすべて「GoToトラベルキャンペーン」にも参加しているので、お得に宿泊するチャンスですよ!
学生がなんとかお金を捻出して泊まることができた場所なので、超高級というわけではありませんし、サンプル数は非常に少ないです。
でも、実体験を基にした生の情報と、ちょっと頑張ればこんなにいい宿に泊まれるという希望は伝えられます。それでは、完全に独断で選んだ5つの温泉旅館をご覧ください!
第5位 あしずり温泉郷 足摺パシフィックホテル花椿
最初に紹介するのは、四国の最南端、高知県の足摺岬に位置するあしずり温泉郷。松山空港から車を4時間運転し続けてようやくたどり着けました。いや本当に遠かった…、ここへ来るだけでも特別な体験ができます。
「足摺パシフィックホテル花椿」では、星空を鑑賞できる約1時間のガイドツアーが開催されます。三方を海に囲まれた立地なだけあって、遮るものは何もない満天の星空!しかもこの星空を露天風呂からも眺めることができます。運が良ければ流れ星も見えますよ!
豊かな黒潮に面しているだけあって、夕食は豊富な種類の海鮮づくし。もちろん土佐名物のカツオもたくさん食べれました!
当然、足摺岬の先端はすぐそこ。コバルトブルーに澄んだ太平洋で、水平線までビシッと見えました。
第4位 芦ノ牧温泉 大川荘
第4位に選んでみたのは、会津若松の郊外にある芦ノ牧温泉。宿泊した「大川荘」は、緑の中に囲まれた、川のせせらぎが聞こえる自然が溢れる立地です。
ここ大川荘の見どころは、旅館の中が最高に豪華だということ。これだけで十分に被写体として映えます!私は見たことがないのですが、「鬼滅の刃」の舞台に似ているということで一時期話題になりました。
お食事は地元の食材をたっぷり使ったバイキング形式。会津の恵みを満足するまで食べられます。
第3位 三朝温泉 依山楼岩崎
第3位は、鳥取県のほぼ中央に位置する三朝(みささ)温泉。ここのお湯は世界屈指の高濃度の放射能泉で、吸うだけでも効果がある(!?)そうです。私が宿泊した「依山楼 岩崎」には12の浴槽がある露天風呂で、のんびり広々と過ごすことができますよ。
そして冬の日本海名物といえば、何と言ってもカニ。姿蟹一杯付きカニ尽くしの懐石料理フルコースは、もう昇天するくらい幸せでした…!
三朝温泉には昭和の香りが色濃く残る小さな温泉街もあるので、ふらりと散策するのもおすすめです。
第2位 ウトロ温泉 北こぶし知床 ホテル&リゾート
第2位は北海道の世界自然遺産”知床”にあるウトロ温泉。もちろん夏も絶対楽しいと思うのですが、私が訪れたのは冬。冬の知床の最大の魅力は流氷。「北こぶし知床 ホテル&リゾート」では、お部屋からも大浴場からもこの流氷を一望することができるんです!
しかもこの流氷、知床なら歩くことができます!知床自然ガイドツアーが開催する「流氷ウォーク」では、水が浸入しない特殊なドライスーツを着用するため、海に入っても凍死することはありません。
さらに夜は近くのキャンプ場で「知床流氷フェス」というイベントが開催されます。ホットワインを片手にハンモックに揺られながら、チーズや鮭とばなどを炭火で炙って食べるという、最高に”チル”な体験ができました。
今回は訳あって素泊まりだったのですが、旅館にあるバーがとてもおしゃれで、おいしい料理もたくさんあって最高です。
第1位 玉造温泉 白石家
映えある第1位に選んだのは、島根県松江市にある玉造温泉。温泉総選挙2016で最高賞を獲得し「美人の湯」とも言われる玉造温泉の温泉は、まるで化粧水のようにとろっとろ。宿泊した旅館「白石家」はサービス、料理、お風呂どれをとっても一級品です。
玉造温泉にゆかりのある勾玉や因幡の白ウサギが色々なところにあしらわれているなど、温泉街の街並みも美しい。色浴衣を着て歩いてみるのもきっと楽しい!
白石家の夕食は地元の食材がふんだんに使われた懐石料理で、カニ、しまね和牛、のどぐろなど高級食材のオンパレード!従業員の方々も私にはもったいないくらいの神対応で、玉造温泉が大好きになりました。
まとめ
改めて立地を見てみると、日本の端っこの方が多い印象。周辺にどんな楽しみがあるかや、そこにたどり着くまでの道のりを重視した結果が現れていると思います。
私が訪れた数少ない温泉旅館の中から選んだランキングでしたが、どこもとても素敵な場所だということは証明します。もちろん日本全国にはまだまだ素敵な場所がたくさんあるはずなので、もっともっといろんな場所に行ってみたいです。
全国各地の「海が見える路線」を集めました。ぜひ温泉と一緒に列車旅を楽しんでみてください!
最後の玉造温泉は東京から寝台特急でも行くことができます!