青春18きっぷで関西から九州へ!山陽本線の途中下車スポット12選

福岡

こんにちは、青春18きっぷで全国を旅しているてりーぬです!

「青春18きっぷ」はJR在来線の普通列車が1日乗り放題になる若者の味方のようなお得な切符。春・夏・冬休みの期間限定ですが、帰省や観光の際にも有効に利用できます。

そこで今回紹介したいのは、関西から岡山・広島など山陽地方の主要都市を経由して、九州まで至る西の大動脈・山陽本線の観光地。青春18きっぷの醍醐味は「途中下車できること」だと思っているので、電車からふらっと降りて行きやすい観光地を集めてみました。

大阪から博多までは最短で12時間ほど。朝8時に大阪駅を出れば博多駅に着くのは夜の20時頃なので、頑張れば1日で移動することも可能ですが…、せっかく青春18きっぷを使うのに1度も改札を出ないのはもったいないし体力的にもしんどい!

18きっぷをただの移動手段と考えるのではなく、途中で1,2泊してのんびり観光するのもいいですね。そんな時に役立つような、途中下車して行きたい山陽本線沿いの観光スポットを、東から西へと順番に紹介します!

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三ノ宮駅-北野異人館街

大阪を出発して真っ先にたどり着く観光地は神戸。大阪駅から神戸の主要駅・三ノ宮駅までは最速22分で着いてしまいます。最初に紹介したいのは、三ノ宮駅の北側の斜面に広がる北野異人館街。幕末から明治にかけて外国人が居住したエリアで、豪華な洋館が建ち並び異国情緒たっぷり!

その中でもシンボル的な存在は、丘の最も高いところにある「うろこの家」。神戸で最初に公開された異人館で、国の登録有形文化財にも指定されています。館内からの眺望も最高です!

あの有名なスタバも異人館街のエリアにあります。三ノ宮駅からは徒歩15分くらいの距離ですが、ものすごく急な坂道を上るのがかなりしんどいのでバスに乗るのがおすすめ。ちなみに山陽新幹線の新神戸駅はもっと近いです。

元町駅-南京町中華街

元町駅からすぐのところにある南京町は、横浜・長崎と並ぶ「三大中華街」の1つ。東西に長く延びる道にたくさんのお店が建ち並び、入り口には立派な門があったりと豪華で雑多なチャイナタウンの雰囲気を満喫できます。

中華街の魅力は何と言ってもおいしい中華料理。肉まんや小籠包を食べ歩きするのもいいですね!

神戸駅-神戸港

港があってこその神戸。「ハーバーランド」や「メリケンパーク」といった神戸港一帯は、赤く映える「神戸ポートタワー」を中心とした風景を見るのも楽しく、ショッピングもでき、しかも夜景も美しい。神戸駅から5分くらい歩くとすぐに海が見えてきます!

舞子駅-明石海峡大橋

舞子駅の真上に架かっているのは、世界最長の吊り橋である明石海峡大橋。約2kmもの長さを吊り橋として支えているなんて信じられません。これはまさに”インスタ映え”じゃなくて”インフラ映え”とでも言うべきですね。

舞子駅の目の前の海沿いに「舞子公園」として広場があり、ちょっと立ち寄るのにもちょうどいいです。明石海峡大橋の道路の真下を歩いて海を見下ろせる「舞子海上プロムナード」や、「孫文記念館」という近代建築など、意外と見どころはたくさんあります。

姫路駅-姫路城

京阪神エリアをかっとばす「新快速」電車のほぼ西の果てにある姫路駅。駅から歩いて10分くらいのところに、「白鷺城」とも言われる国宝かつ世界遺産の姫路城があります。実は少ない築城当時の姿を残す城の1つで、その中でも群を抜いて巨大です。姫路城の特徴である「白漆喰」で真っ白に輝く天守閣や城壁に圧倒されます!

桜の時期は敷地内に植えられた桜が咲き誇り、お城との組み合わせは世界レベルの美しさ!ただし、入城料を支払って門の中に入っても、平日ですら天守閣に入るまでに1時間待ちという大混雑で断念…。よっぽどの閑散期を狙うか、時間に余裕がある時に来ることをおすすめします。

岡山駅-岡山後楽園

山陽新幹線・山陽本線だけでなく、山陰や四国方面にも多数の列車が往来する岡山駅。この岡山駅で途中下車して行きたいのは金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並ぶ日本三名園の1つ、岡山後楽園。 

後楽園の特徴は園内全体に行き渡らせた澄んだ水。所々に飛び石や木の橋で水を渡ることができ、流れを眺めているだけでも心が癒されます。カキツバタやツツジなど、季節の花も醍醐味の1つ。

川を挟んで反対側には岡山城が建ち、後楽園からも岡山城が顔を出す景観を見ることができるスポットもあります。お城を借景とするなんてとても贅沢ですね…!

岡山駅からは歩くと30分程度かかるので、直通バスか路面電車に乗るのがおすすめ。路面電車では城下駅から兼六園まで多少歩くことになりますが、風変わりな車両に乗れるのは楽しみの1つ。これは和歌山県の「たま駅長」がデザインされたかわいらしい車両です。

倉敷駅-美観地区

岡山県2つ目のスポットは、美しい街並みの観光地として非常に人気のある倉敷の美観地区。古くから残る歴史的な街並みは、国指定の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも選定されています。

柳に囲まれた水路を川舟が行き交う光景はなんて風流なんでしょう…。この船は「くらしき川舟流し」という観光船で、3月~11月の土日祝日に乗ることができます。

1本奥の道に入ると白壁の蔵や屋敷が建ち並び、また違った景色が見られます。倉敷はジーンズや帆布でも有名。倉敷デニムと呼ばれる様々なデニム製品のお店が美観地区にもたくさんあるので、ショッピングにもおすすめです。

尾道駅-古寺と坂道と猫

広島県に入り、山陽本線が瀬戸内海にぐっと近づいたところにあるのが尾道。尾道の魅力は一言ではとても言い表せませんが、一番の特徴は海の近さと古寺の多さ。天寧寺の三重塔越しに、尾道市街と海、さらに尾道と愛媛を結ぶしまなみ海道の新尾道大橋が一度に目に入る光景は他には代えがたい絶景です!

尾道の海の反対側はもはや崖のような「坂道のまち」で、周囲には普通の民家やたくさんの古いお寺、文学人のゆかりの地など様々な表情を持っています。坂道を登り切ると千光寺という尾道を象徴するお寺があり、崖にせり出すように建てられた朱色の本堂からも尾道の素晴らしい景色を一望できます!

尾道で見逃せないのが猫の存在。坂道には猫が大量に転がっています。人がたくさんいるのに安心しきっちゃているのがめちゃくちゃかわいい…。

さらにさらに、春には桜の名所としても超有名な尾道。千光寺公園のソメイヨシノもいいですが、3月前半に海沿いで咲く早咲きの河津桜もきれいですよ!

広島駅-原爆ドーム

広島市の中心地にあるのは、1945年8月6日、広島に人類史上初めて投下された原子爆弾の惨禍を今に伝える世界遺産、原爆ドーム。教科書などで何度も目にしていても、やはり生で見ると心に刺さるものがあります。

川を挟んで原爆ドームと隣接しているのは、平和記念公園と平和記念資料館。資料館には原爆によって破壊しつくされた広島の凄惨な様子を生々しく伝える様々な展示があり、この空間は他のどんな観光地とも空気が違います。

平和記念公園は、資料館とともに建築家の丹下健三が設計。資料館から慰霊碑、原爆ドームまで1本の軸線で繋がっており、平和記念公園と原爆ドームが強い関係性を持つこととなりました。

広島は路面電車が発達したまち。原爆ドームの最寄り駅も路面電車の原爆ドーム前駅で、広島駅からは16分で到着します。

宮島口駅-厳島神社

広島にあるもう1つの世界遺産が、日本三景の1つにも数えられる宮島の厳島神社。海に浮かぶ大鳥居は、鮮やかな朱色をまとい想像以上に大迫力です!

厳島神社の社殿は潮の満ち引きによって海の上に浮かんだり、砂浜が現れたりと、時間による変化も楽しみの1つです。干潮時は大鳥居のかなり近くまで行くことができますよ。

宮島にも、奈良の鹿と同じくらい人に慣れた野生の鹿が、町中を普通に歩いています。ちょっと近づいて写真を撮る程度だったら全く物怖じしません。ただ奈良の鹿と違って餌をやるのは禁止されているのでご注意!

宮島へのアクセスは宮島口駅からフェリーで。なんと「JR西日本宮島フェリー」であれば18きっぷで乗ることができます!

川西駅-錦帯橋

旅路はついに山口県に突入です。山口県の西端にある岩国の見どころは、日本三名橋の1つ、錦帯橋。川幅の広い錦川に4つの石垣の島、その上に5つのアーチという、構造的に計算し尽くされた幾何学的な造形美を歩いて体感できます。

後ろの山の頂上に建つのは岩国城。江戸時代に岩国城と城下町をつなぐ「流れない橋」を切望して磨かれた技術が詰め込まれており、現在も定期的な架け替えによって技術が受け継がれています。

錦帯橋へは山陽本線の岩国駅から2駅、岩徳線と錦川清流鉄道の川西駅から川沿いを歩いて15分。築堤にホームだけがぽつんとある小さな駅でした。山陽新幹線の新岩国からもバスで15分程度でアクセス可能です。

下関駅-関門海峡

さあ、山陽本線の列車旅も終盤に差し掛かってきました。本州最後の途中下車スポットは下関駅。壇ノ浦の戦いの舞台にもなり、歴史や文化が詰まった関門海峡には多くの見どころがあります。

下関駅から歩いて5分、「海峡ゆめタワー」というタワーの最上階は地上143mの高さを誇る展望台。関門海峡の夜景がめちゃくちゃ綺麗です!

次は関門海峡を自らの足で「歩いて」渡りましょう。駅からバスで10分ほど、高速道路の関門橋のほぼ真下には国道2号線の海底トンネルがあり、その下の人道トンネルでは人が通行することができるようになっています。片道15分ほどで、ちょうど真ん中には山口県と福岡県の県境がありました。これで九州に上陸です!!

関門海峡を挟んで反対側は、福岡県の門司港。関門トンネルの出口から30分歩いてたどり着く門司港レトロは大正時代を中心とした様々な近代建築が集まり、鹿児島本線の起点である「門司港駅」は駅舎として初めて国の重要文化財に指定されました。

まとめ

関門海峡を越えたら博多まであと少し!もちろん大分や長崎など、そのまま九州各地へと旅を続けるのもいいですね。

山陽本線は温暖で晴れ間の多い瀬戸内の地域をずーっと走っているので、旅をするのに向いている路線なのではないでしょうか。ぜひとも気軽に列車旅を楽しんでください!

 

山陽本線の裏側、山陰本線は表情ががらりと変わって、ノスタルジーな雰囲気を味わえます。

東海道線の鬼門、静岡県の途中下車スポットはこちら。

そもそも「青春18きっぷ」ってどうやって使うの?基本から解説しました。

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