「人生そのものが登山であり冒険である。」
世界で初めてエベレストへの登頂を果たしたニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリーが遺した名言です。人生はよく登山にたとえられますが、人生も登山も、それだけ目標達成までの道のりは険しいものなのでしょう。
そんな険しい道のりに丸腰で挑む人はいるでしょうか?
おそらくそんな人はいませんね。そう、登山にはそれなりの装備が必要なのです。
急に山について語りだしたのでどうしたの?と思ったかもしれませんが、きっかけは友人に登山に誘われたこと。登山は9年前の小6の夏、3,000m級の御嶽山に登って以来のことで、久しぶりに山へ登ってみたくなりこの夏二人で登山することになりました。
ここで、あることに気づく。
「あれ、登山用品何にも持ってなくね?」
とは言え、まだまだ登山は初心者だし、これからどれだけハマるかもわからないことに、そんなにお金は使いたくない。いろいろ調べていると、日帰りから1泊程度の登山なら、大体家にあるもので代用できそう。またガチで登山するようになったら買い足せばいいや、というノリでどうしてもないと困るものだけを買いに行きました。
唯一購入したもの
それは何かというと、登山靴!
普段はニューバランスのスニーカーを毎日履いていますが、さすがに山では耐えられなさそう。靴だけは買うしかないかということで、好日山荘へ行って店員さんに一番安くていいものを聞きました。笑
それで選んでくれたのがこちら。
外見はちょっとゴツめのスニーカー。登山靴というよりもトレッキングシューズに近いような感じでしょうか。登山だけでしか使えないのはもったいない。僕は歩くのが好きなので、長距離を歩く時にも十分使えるということでこれに決めました。
では実際に山に登るとき、ほかにどんな装備が必要なのでしょうか。日帰りの登山で僕が持って行ったものを紹介します!
ザック
当たり前ですが、これがないと何も持っていけない。西日本放浪へも持って行ったバックパックをそのまま使いました。登山用ではないのでちょっと不満もありますが、35Lも入るので十分でしょう!
ウェア
ウェアなんてかっこつけましたが、「服」です。中高時代の部活の服装、西日本へ行く前に買ったジャケット、弟の野球のアンダーなど、あるものを徹底活用しました。
レインウェア
ソックス
「靴下」です。衝撃を吸収する厚手のもので、水分を吸収しすぎないウール素材のものがいいらしい。少し考えて、「あっ、スノボのでいいじゃん…!」と天才的な発見。
帽子
これも母のもの。
大体こんなもんですかね。そりゃあもちろんちゃんとした登山用品揃えた方がいいんでしょうし、山のレベルに合わせた装備は絶対に必要ですが、別に使えるものは使うというスタンスでいいんじゃないでしょうか。だってこれで登れるんだもん!自分のお金使う場所は個人の自由ですからね。
ちなみに僕の人生の頂上は今のところ部活に学校行事に受験勉強に、すべてにおいて全力だった高校三年生の頃ですかね。今は絶賛下り坂。いつかまたもっと高い山へ登ってみせる…!(若干中二病)
さて、次回はこの装備で実際に三重県と滋賀県をまたぐ御在所岳に登っていきます!ぜひお楽しみに!