【西日本放浪記2】路面電車でめぐる道後温泉と松山城[愛媛・松山市内観光]

愛媛

前回、太陽が海に沈む絶景を見れる駅、予讃線下灘駅を紹介しました。

今回は同じ愛媛県の県庁所在地、松山市内を電車で散策。道後温泉や松山城など、意外と観光スポットは多く存在するんですよ~!

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ゲストハウス サンシティ

まずはこの日宿泊した格安のゲストハウスサンシティを紹介します。

前日は夜行フェリーで移動した後10時間の列車旅だったのでおふとんに着いてすぐに寝てしまい、気づいたら夜が明けていました。そのため写真は全部朝に撮ったものとなっています。笑

そんなゲストハウスですが、外観は新しめで無駄のない簡素なつくりの建物。

館内はちょっと狭い感じはしますが、清潔感があって気持ちがよいです。

洗面台やシャワー室などの水回りもとても綺麗でした。

気になる寝室の方は、小さいながらもきちんと個室になっていて、快適に眠ることができます!これで1泊2900円は相当コスパよい!

ドミトリーだとさらに安く、1泊2500円!このクオリティでこの安さは素晴らしい。本当におすすめです。

最寄りの伊予鉄三津駅までは歩いて2分。

そこから松山市駅まで15分です。ここから路面電車を乗り継ぎ松山観光をスタート!

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道後温泉

松山市駅で路面電車に乗り換えようとしたとき、かつて松山市内を走った蒸気機関車が復元された坊っちゃん列車に出会いました。今はディーゼルエンジンで動いているそうです。

路面電車で松山市街を走り抜け、約20分で道後温泉駅に到着!

駅の前には一時間ごとに坊っちゃんの登場人物が出てくる「坊っちゃんカラクリ時計」があり、隣の足湯でくつろぐこともできます。

その近くには観光客で賑わう商店街も。

さて、道後温泉に行く前に、近くの神社に寄ってみます。

目に飛び込んでくるのは、ものすごい石段!崖かよ。

がんばって登りきった!君の名は。感…。

「宇佐神宮」「石清水八幡宮」と並んで日本三大八幡造りに数えられるらしい。

いつの間にか3つ制覇していました!

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神社を下って少し行くと、目的地の道後温泉本館に到着!日本最古の温泉と呼ばれるだけあってとても重厚な建物です。

道後温泉本館には、3つくらいのプランがあります。ざっくりまとめてみると、
・霊の湯+神の湯 三階個室or二階席
・神の湯 二階席
・神の湯 入浴のみ

三階個室、二階席のプランは貸浴衣や貸タオル、お茶などがついて入浴後にのんびりと休憩できるプラン。この建物の窓からは浴衣姿の人々が垣間見えました。

もちろん一人で休憩しても面白くないので僕は神の湯の入浴のみでしたけどね!

神の湯は周囲に真ん中に湯船があるという、ちょっと豪華な銭湯という感じ。これが古代の温泉かー!と感じながら入るのがベストだと思います。中にボディソープとかは全くなく、入浴のみの場合はタオルやせっけんは別売りなのでご注意。
道後温泉本館|外湯紹介

温泉に入った後はみかん!商店街の店先には数々のみかん商品が売り出されていますが、これはかなりおすすめ。ちゃんとみかんの味がしてとてもおいしいです。

ちょうどお昼時になり、愛媛名物鯛めしを食べるために「大黒屋」有名なというお店に来てみました。しかし、さすがにお盆の時期だけあって12時頃にはかなりのお客さんが待っていました。炎天下の中一人で並ぶのは寂しすぎたので断念。

愛媛は鯛の釜めしが有名ですが、このお店はどちらかと言うとうどんがメインのようです。

大黒屋 道後店 (道後温泉/うどん)
★★★☆☆3.47 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

ダイヤモンドクロス

今度は、松山ならではの風景を見に行くために松山駅近くの路面電車で大手町駅方面へ。

歩いているとスタバ電車に出会いました!

さて、大手町駅の目の前にある踏切では、路面電車が踏切待ちをするという日本で唯一の珍しい光景を見ることができます!

普通の電車と路面電車の線路が直交している、いわゆるダイヤモンドクロスになっています。ダイヤモンドクロスだけでも珍しいのに、どっちの線路もちゃんと列車が営業されているのは本当にここだけでしょう。

Google Earthで見てみるとこんな感じ。ちょっと分かりづらいですが、縦の線路が伊予鉄高浜線、左右に伸びる道路の真ん中が市内電車です。

ここでもまた坊っちゃん列車を見かけました。

松山城

次に、現存12天守の一つである松山城へ。

僕は西側から攻めたのですが、完全に入り口を間違えました。。まずこのお堀を渡ると、市民会館や美術館などがある広場に行きつきます。

奥の山の頂上にぽつんと建っているのが松山城の天守閣です。つまり、城へ行くためにはこの山を登らなければいけない、ということ。(ちなみに手前の石垣の上に建つ御殿は二の丸)

これは軽く登山だ。。

何とか登りきった!もう汗だくです。

瀬戸内海まで見渡せる絶好のロケーション。

数少ない木造の現存天守だけあって見応えはばっちり。

木組みがかっこいい!

天守閣のてっぺんからの眺めも最高。晴れててよかった!

実は東側にはちゃんとロープウェイがあるんです。僕はこのロープウェイを見上げながら下山しましたが。

ロープウェイの乗り場の前の道は観光客が歩きやすい道になっています。様々なお土産もここで探すことができます!

ここでも鯛めしを食べることを試みますが、やはりお店は大盛況。

松山鯛めし 秋嘉 本店 (大街道/郷土料理)
★★★☆☆3.50 ■一つひとつ丁寧に土鍋で炊き上げる鯛めし ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

その通りに続いている、松山一の商店街「大街道」。路面電車の大街道駅は松山城の最寄り駅でもあります。絶対にこっちから来るべきでした。。

この商店街で、個人が経営している小さな定食屋さんに入りました。ここで念願の鯛めしを注文!ちょっとイメージとは違いましたが、おいしくいただきました!

小さな暖かみのあるお店です。他にもいろいろなメニューがありますよ!

出雲屋 (大街道/食堂)
★★★☆☆3.23 ■100年の歴史が紡ぎ出す試行錯誤の末完成された料理 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999

フェリーで呉へ

再び伊予鉄高浜線で終点の高浜駅へ。

客足もまばらな終着駅。

駅からフェリーが出る松山観光港まではちょっとだけ離れています。バスも出ているのですが、せっかくなので海を見ながら歩くことにしました。

漁船とフェリー。

15分くらいで到着!ここ松山観光港ターミナルは

通路はちょっと空港みたい。

リゾート感のあるテラスで食事もいいですね。

松山から呉までの運賃は、約2時間かかる普通のフェリーの学割で2140円。ちなみにほぼ半分の時間で到着するスーパージェットを使うと運賃は2倍。時間と運賃は反比例するようです。

僕はもちろん普通のフェリーを使いましたよ。いよいよ乗船!

2日間しか滞在できなかったけれど、これで四国ともお別れ。

次回は、本州に上陸!尾道の魅力をたっぷりお伝えします!