基本的に電車旅の記録を綴っているこのブログですが、今回は珍しくドライブしてきました!男二人でレンタカーを借りて行く先は??
鉄オタの端くれみたいな僕ですが、あんまり運転しないから不安なのと、それ以上に電車が好きってだけで決して車が嫌いなわけではないです。電車だとある程度計画が必要ですが、車だと適当にどこへでも行けちゃいますよね。今回はそんな車のよさを存分に味わってきました!
お互いが好きなものはカメラ。絶好の被写体を求めて、無計画の車旅がはじまります!
実はこの日、もともと奥多摩へ行く予定でした。朝8時にレンタカーのお店を出発して、東京の住宅地をのんびりと西へ走ること1時間弱。
「あれ、全然辿り着かなくない?」
新青梅街道の制限速度は40km。片側一車線、信号も路駐も多いという状況で、20kmほど進んだところでこのまま一般道を走り続けるのを諦めました。山梨方面へ伸びる中央道へ乗ろうという話になったのですが、、
「中央道って奥多摩の方行かないよね?」
「うーん、じゃあ相模湖に行くのはどう?」
「それならいっそ富士山まで行っちゃうか!」
といった流れであっさりと目的地変更。とりあえず富士山麓の河口湖を目指すことになりました(笑)
そして辿り着いた中央道。奥に見える山々がきれい!そして速い!!
このあと僕も運転しました。実家帰ったときにはぼちぼち運転していますが、東京で運転するのは初。高速も教習以来なのでちょっと不安でしたが、なんとか無傷でした(笑)
というわけで、半年ぶり2回目の河口湖・大石公園へ到着!ここは湖越しに富士山を見渡せる絶好のビュースポットです。

ラベンダーと一緒に富士山を。以前大石公園に来た時よりは富士山がはっきり見えました!
二人でただ黙々と写真を撮っていると、ちょうどお昼時。山梨名物「ほうとう」が食べたい!という話になって、お店を探すと、大石公園から歩いて行ける距離にありました。近すぎてびっくり!
薄い味噌のスープに太くて柔らかい麵、かぼちゃや豚肉などの具材が絡まってとてもおいしい!
夫婦で経営しているような小さいお店ですが、いい感じに落ち着くことができました!
続いて、「富士山」と「五重塔」が同時に見れる有名なスポットを目指します!
平日ということもあり、ここらへんは外国人のが多かったです。わざわざ富士山まで足を伸ばして、こんな日本的な風景を見れた方は光栄でしょう!
ただ写真の出来栄えを追求するならちょっといまいちかな。雲が多いのはもうどうしようもないですが、逆光になってしまったので、午前中に訪問するのをおすすめします。あとやっぱり桜の時期が一番きれいに写るでしょう!
下を見下ろすと、富士急行線の下吉田駅が見えました。せっかくなので行ってみよう!
ということで、あの長い階段を下って、10分くらいで線路に到着。一瞬だけ撮り鉄に戻りました(笑)
下吉田駅名物の「ブルートレインテラス」!ブルートレインとは、多くの旅人を魅了した寝台特急全盛期の青い客車のことです。
「特急 富士 西鹿児島 (日豊線経由)」という方向幕。かつて東京と鹿児島を結んでいた電車です。土休日は車内も開放しているそう!
さて、次はどこ行こう?
そう考えているとき、行きの高速でずっと一直線の高架橋をくぐったのを思い出しました。よし、そこへ行こう!
これは何かと言うと、そう、山梨リニア実験線!実際にここをリニアがひたすら走っています!
時速500kmで走る物体を間近で見ることができました!めちゃくちゃ興奮しました!!その記事はまた別で書きたいと思います!
レンタカーは22時までなので、まだまだ時間はあります。最後まで有効活用しようという魂胆で、次に訪れたのはここ!
日本三奇橋に数えられる名勝・猿橋!中学生が日常的に使っているらしく、写真を撮っていると「写真撮ってるよww」と笑われてしまいました。いや撮るでしょ!名勝だもん!毎日名勝を歩いている方が珍しいって思った方がいいよ!(笑)
なぜ三奇橋と言われるのかと言えば、この面白い構造があるからでしょう。翅橋(はねばし)と言われる構造で、なんとか橋を架けようと苦心した跡が見てとれます。
少しだけ上流の方へいくと、霧と雪に包まれてなんだかすごいことになっていました(笑)
そこから猿橋を見上げてみると、川底が意外と深いことが分かります。左上のギザギザしたのが猿橋です。
今度は猿橋の上から下流側を見てみると、橋が2本架かっていました。上の赤い橋は甲州街道の車が通る橋ですが、下の今は使われていない古い橋は何のための橋だったんだろう?
関連記事:【西日本放浪記】憧れの新幹線500系で行く山口・錦帯橋
最後は温泉に入って帰ろう!と、甲州街道から少し外れたところに目的地をセット。上野原で南へ進路を変えると、これまでの雰囲気が一変。
すれ違うのがやっとの道幅で、ぐねぐねうねる進路、街灯もほとんどなく、路面の凍結も心配な山道をずんずん上っていきます。これはまじで怖かった…。
そんな山道を30分くらいひたすら走って、「秋山温泉へようこそ!」というアーケードのところまで来て引き返しました。この判断は正解だったと思います。再び狭い山道を下って30分後ようやく甲州街道へ戻ってきました。安心感が全然違う…!
すぐに中央道に乗ると、これまでの道がウソのように距離を稼いでいき、相模湖ICから高井戸ICまで30分で到着。高速ってすごい。。
最後は下道を走って、無事車を借りたお店に到着!本当に運転お疲れさまでした、山道とか全部任せちゃってごめんなさい…!
このあとは居酒屋で唐揚げを食べながらビールを飲んで、思い出話に花を咲かせました。
今回旅を供にしたのは、実は僕が大学に入学したての時に一瞬だけ所属していたバレーボールのサークルで一番仲の良かった人です。僕が何も言わずに辞めてしまったのでとても気まずかったのですが、こうして久しぶりに会えてとてもよかったです。二人で遊びに行くなんてむしろ初めてですね。それなのに話題も尽きることなく、二人とも全然変わってなくて、色々あったような気がしますがなんだかんだお互い楽しそうで本当によかったです。
あれ、なんかしんみりしちゃったな(笑) まとめると、出会いって素晴らしい!(うぇいじゃないです)
それでは、次回はあえてここでは書かなかったリニアのことを興奮気味に語っていきたいと思います。ぜひお楽しみに!
夢の超特急!「リニア見学センター」へ行ってきた