栃木・JR烏山線で行く途中下車スポットまとめ

栃木

こんにちは、全国を旅しているてりーぬです。

今回は栃木県を走るローカル線・JR烏山線にスポットを当ててみます。

烏山線は高根沢町の宝積寺駅と那須烏山市の烏山駅を結ぶ比較的短い路線。沿線に有名な観光地はなく、本数も1時間に1本以下、利用者数も決して多くはない路線ですが、じっくり見てみるとちゃんと見どころもあります。

ちょっとディープな旅をしてみたい方に向けて、烏山線で途中下車して行くべきスポットをまとめてみました!

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宇都宮駅

宇都宮駅は厳密には烏山線ではありませんが、烏山線へ直通する多くの列車が宇都宮駅に発着するので、宇都宮駅も一緒に紹介しようと思います。

宇都宮餃子「宇都宮みんみん」

宇都宮と言えばやはり宇都宮餃子!その中でも特に有名なお店「宇都宮みんみん」の店舗が駅東口の「ウツノミヤテラス」内にあります。2022年にオープンしたばかりの新しい施設で、順番待ちシステムも完備されているため時間を有効活用しながら宇都宮餃子を味わうことができます!

店内は栃木県産の材料をふんだんに使ったおしゃれで落ち着く空間になっていました。肝心の餃子もこれぞ餃子といったしっかりした味でとても美味しい!

宇都宮みんみん 宮みらい店|Utsunomiya Terrace

開業したばかりとあって真新しい建物です。開放的な広場もありました。

次世代型の路面電車である「LRT」の開業に向けて着々と工事が進められていました。LRTの路線を新しく建設するのは日本初の取り組みなので今後の動向に注目です。

おしゃれなカフェもたくさんあるので列車旅のお供にコーヒーをテイクアウトするのもいいですね。

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宝積寺駅

宇都宮線と烏山線の乗換駅であり、烏山線の起点となる宝積寺駅。時間帯によって烏山線を走る列車はこの駅で折り返しとなります。

隈研吾設計の駅舎

乗換駅といっても決して大きな駅ではありませんが、ぜひ見ていただきたいのが駅舎のデザイン。新国立競技場の設計も担当した世界的建築家・隈研吾氏による設計であり、駅舎自体がとてもスタイリッシュな外観となっています。

隈研吾デザインの駅舎は、鉄道界で唯一の国際デザインコンペである「ブルネル賞」を受賞。改札から外に続く階段は、このように天井が立体的な木材で覆われいます。

改札のあるフロアもこのように天井全面に複雑な造形があしらわれています。重厚感がありながらも温もりを感じられる素敵な空間でした!

滝駅

烏山線の終点の1駅手前にある滝駅。その駅名の通り、駅のすぐ近くには立派な滝があります。

龍門の滝

駅から徒歩5分ほどの位置にあるのが、那珂川水系の江川にかかる「龍門の滝」。高さは20mと同じ栃木県・日光の華厳の滝ほどの落差はありませんが、滝つぼのかなり近くまで歩いて行くことができ、岩肌を水が滑り落ちるダイナミックな地形に圧倒されました。

タイミングが良ければ、龍門の滝のバックに烏山線の列車が走行する瞬間を見ることができます!

滝を見下ろせる高台には「龍門カフェ」という小さなショップがあります。メニューの中でひときわ目を引くのが「青いミルク」。バタフライピーという青いハーブが使われているそうです。屋外のテラスでドリンクを飲みながら滝を眺めるのがとても気持ちいいですよ。

烏山駅

ローカル線の旅の最後は終着駅の烏山駅。ここでは全国的にも珍しい光景を見ることができます。

蓄電池駆動電車「ACCUM」

烏山線は全線非電化の区間。これまでは電気を必要とせずディーゼルエンジンで動く気動車が使われてきましたが、今は大容量のリチウムイオン電池を搭載して走る蓄電池駆動電車「ACCUM」が使われています。

宇都宮線内など電化されている区間はパンタグラフを上げて架線から電気をもらって走り、烏山線内など電化されていない区間はパンタグラフを下げて蓄電池に充電した電力で走ります。そして注目したいのは、終点の烏山駅に到着したあとの充電タイム。駅構内に一部だけ架線があり、パンタグラフを上げて充電している姿を見ることができます。

車両内のディスプレイも見てみてください。これは烏山線内を走行しているタイミングですが、このように今何をしているのか、どうやって動いているのか教えてくれるのも面白いですよね。

烏山駅のちょっと特徴的な駅舎もぜひ見ておいてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか…?

この行き先が面白そうと思ってくれた方は絶対私と気が合うと思います!普段とは一味ちがう旅をしたい方はぜひ行ってみてくださいね。

これからもちょっとだけマニアックな行き先を紹介していきたいと思います!

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