こんにちは、てりーぬです。
前回、青春18きっぷで長い長い静岡を克服する乗り継ぎ方法の記事を書きました。
その中でもやっぱり、18きっぷは「途中下車」こそが最大の魅力だと思うのです。そこで、日々快適な静岡旅を追求している私が、静岡で途中下車して観光すべき場所を東から順番に集めてみました!
(※基本的に自分が訪れたことのある場所だけを紹介しようと思います。ということで、行ったことのない場所へ行ったら随時更新していきます!)
熱海駅
サンビーチ
熱海と言えば海!駅から坂道を駆け降りること10分。とても開放的で爽やかな気分が味わえますよー!
サンビーチにたどり着くまでの道のりは坂道が多く、観光客のためのいろいろなお店があるので歩いているだけで飽きません。
來宮神社
熱海随一のパワースポットであり、ちょっとしたおしゃれスポットでもある來宮(きのみや)神社。
竹に囲まれた「楠への小路」の先には、なんと樹齢2,000年を超える御神木の大楠があります。その大楠を1周回るごとに寿命が1年延びるという言い伝えがあるのだとか。
境内にはテラスのあるおしゃれなカフェも併設されていました。なかなか商業チック。
三島駅
楽寿園
駅から歩いてすぐにある、楽寿園という公園。私が訪れた時は「ホタル祭り」で賑わっていました。園内はとても穏やかな時間が流れています。
三嶋大社
「三島」という地名の由来ともなったこの神社は、非常に長い歴史を持っており、境内では静かに過ごすことができます。
三島の湧水
三島を歩いていると、いたるところに水が流れているのが分かります。しかもすごくきれい!
それは、富士山で染み込んだ水が湧き出ているからなんだとか。歩いているだけで清流を楽しむことができる、とても素敵なまちでした!
由比駅
薩埵峠
由比駅と興津駅の間にある「薩埵峠(さったとうげ)」は富士山を眺める名所。駿河湾へと突き出した峠からの景色は、右から東名高速道路、国道1号線、JR東海道線と3つの交通の大動脈と駿河湾、そして富士山という超贅沢な絶景です!
静岡は地味にみかんの生産量全国3位。真冬から実をつけるみかんを構図に入れたらもっと贅沢に…!
しかし峠と言うからには山の頂上にあるわけで、かつては東海道の難所だったそうです。今でも険しい道であることに変わりはなく、由比駅から古い町並みを通って30分ほど坂道を登っていくことになります。
一応興津駅からも歩けますが、もはや登山なのであまりおすすめしません。。
清水駅
三保の松原
富士山とともに世界遺産に登録された「三保の松原」。海岸沿いに並ぶ三保の松原は清水駅からバスで20分、バス停から徒歩15分とちょっと距離はありますが、一見の価値はあります!
「三保松原入口」バス停の少し先から海岸までは「神の道」で繋がっています。
神の道を抜けると、海岸沿いにはどこまでも続く松原が!そしてここは「羽衣伝説」の舞台であり、ひときわ立派な松は「羽衣の松」。これだけでもう圧巻です。。
そして!三保の松原で最も有名な風景は、やはり松原のバックに富士山がドーンとそびえ立つ描写!それを期待して松原をくぐったのですが…、、この日はあいにくのかすみ。
しかし!てっぺんだけちょこんと顔を出しているのが分かりますか!(笑) もうこれで十分行ってよかったと思えました。皆さんはぜひ晴れてる日を狙って行ってみてください!
(東)静岡駅
日本平
富士山を眺めるビュースポットとしてもう一つ有名なのがここ「日本平」。東静岡駅から静鉄バスで約25分、静岡駅からだと約40分、終点の「日本平ロープウェイ」下車すぐです。
天気が良ければ、清水港越しに最高の構図で富士山を拝めます!この日は何も言うことのないクリアな視界でした!!
2018年にオープンしたばかりの「日本平夢テラス」は、360度見渡せる絶好のビュースポット!木の温もりを感じられるこの建物は新国立競技場の設計も行った隈研吾の設計事務所が設計。2階にはカフェもあり富士山を眺めながらくつろげます。
久能山東照宮
日本平からロープウェイに乗ることで、徳川家康の遺体が葬られている「久能山東照宮」にも行けます。豪華絢爛な社殿は必見。富士山を見たらぜひ参拝していきましょう。
久能山東照宮へは徒歩で登ることもできます。駿河湾にほど近い石鳥居から始まる表参道は階段がなんと1159段!苦労して登った分、達成感と駿河湾の眺めはひとしお。静岡駅から「久能山下」行きのバスでアクセスできます。
島田駅
蓬莱橋
天竜川にかかるこの蓬莱橋は、「世界一長い木造人道橋」としてギネスに認定されているそうです!島田駅から徒歩20分、さらに端まで渡るのに10分はかかるのでかなり歩くのを覚悟しておいてください。
天気がよければ川の上から富士山も見ることができます。手すりが低いのでちょっとスリリングかも?
金谷駅
旧東海道 金谷坂石畳
金谷駅から徒歩5分のところには旧東海道のルートが通り、歴史を感じられる石畳の坂道があります。
江戸時代に東海道が制定された時、旅人が歩きやすいように坂道に石を敷き詰めたそうです。現代になってコンクリートになったのですが、平成三年に町民の力で石畳が復元されたのだとか。
牧之原大茶園
石畳の坂道を抜けると、目の前に広がるのは一面の茶畑。茶の産地として有名な静岡ですが、その中でもここ「牧之原台地」はどこまでも続く日本一の大茶園。ぜひ若葉が芽生える時期に来てみてください!
掛川駅
掛川城
掛川駅から徒歩10分ほどの「掛川城」は比較的小規模な何の変哲もないお城なのですが、この天守閣は日本で初めて本格的に木造で再建されたという貴重な存在です。名古屋城の木造再建が話題ですが、その先駆けとなるものですね。
掛川市役所
個人的に好きなスポットが「掛川市役所」の庁舎。お茶の段々畑をイメージした内観になっています。黄色の扇風機みたいな防霜ファンまで再現されているのがツボです(笑)
掛川駅からは徒歩で25分ほどかかりますが、天竜浜名湖鉄道の駅からはすぐ。誰でも気軽に入れて勉強したりくつろいだりできる、とてもいい雰囲気でした!
浜松駅
浜松城
産業が発達した静岡県第1の都市、浜松。浜松駅からバスで10分のところには、徳川家康も居城とした「浜松城」があります。
隣接する浜松城公園は広場や日本庭園など四季折々の風景を楽しむことができ、桜の時期には一面に桜が咲き誇る桜の名所としても知られています。
さらに敷地内にはおしゃれなスターバックスの店舗もあり、ふらっと立ち寄るのもおすすめです!
弁天島駅
弁天島
最後に紹介するのは、浜名湖の入り口に浮かぶ「弁天島」。ここでは厳島神社みたいな風景を手軽に見ることができます。弁天島駅から徒歩2分で海岸にたどり着けるという好立地で、乗ってきた次の電車に乗ることも十分可能。夕焼け時に来ると綺麗かもしれないですね!
まとめ
以上、私が訪れた静岡県内東海道線沿いのおすすめスポットをまとめました!まだまだ静岡には面白い場所がたくさんあるはず。ただ通過するのではなくて、いろんな場所へふらっと立ち寄ってみるともっと旅が楽しくなると思います!
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静岡を通るのが飽きた方、中央線を通るルートもありますよ。