本日4月29日は、初代たま駅長の生誕18周年という記念すべき日。
「たま駅長」って?
それは、びんぼう電車をすくったねこ。
経営の危機に瀕していた和歌山電鐵貴志川線の終点、貴志駅を住処としていたたまが社長の計らいで駅長に就任すると、全国から観光客を集め、マスコミに取り上げられ、一躍有名になりました。
2年前に息を引き取ってからは跡継ぎのニタマに駅長の座を譲りましたが、たま駅長が残した功績はこれからも後世に語り継がれていくことでしょう。
そんなわけで、先月和歌山県に初上陸した僕が訪れたときの光景を綴っていきたいと思います!
和歌山電鐵ホームページ
和歌山駅で一日乗車券を買ったら、停車中の「おもちゃ電車」に乗り込みます!
車内を楽しんでいると、終点の貴志駅まであっという間に到着!そう、この貴志駅こそ「たま駅長」が勤務している駅なのです。
改札をちょっと抜けたところで、「たまⅡ世駅長」通称ニタマがガラスの中の駅長室で気持ちよさそうに寝ていました。
今は亡き初代たま駅長の写真で縁取られた時刻表。白黒なのがまた泣かされる。。
貴志駅の待合室には「たまカフェ」がさまざまなかわいらしい装飾が施されています。
他にもいろいろなメニューがあります!《たまカフェメニュー》
駅のホームには、初代たま駅長を祀るほこらが。神様となって貴志駅を訪れるお客さんを見守ってくれているのでしょう。
さて、ちょっとだけ時間があったので駅前を少し散策してみました。
伊太祁曽駅に戻って来て、和歌山駅へと帰ります。またまたおもちゃ電車(笑)
始発電車だったので人はまばらでした。だいぶ日も傾いてきましたが、とても工夫を凝らした電車ってことがよく分かります。
このびんぼう電車を救った猫の話、知れば知るほど泣けてきます。。地方鉄道再生の希望のような存在。そんなたまの物語を和歌山電鐵の社長が本に書いたそうです。僕もまだ読んでいないのですが、これは絶対面白い!
価格:2,052円 |
たまに限らず、全国各地でその土地ならではの取り組みが現れてくると楽しいですね。てりーぬでした!