前回、高知の四万十川を訪れました。
今回は列車を乗り継いで、とある絶景スポットを訪ねます。
鉄道ファンだけでなく、多くのインスタグラマー達が集うインスタ映えスポット、青春18きっぷのポスターにもなったことでも有名な下灘駅へ行ってきました!
予讃線の道のり
北宇和島駅で、予土線からホームの向かい側で接続する予讃線の松山行きに乗り換え。
途中、八幡浜駅で15分ほど停車したので、お手洗いも兼ねて下車してみました。
そこにやって来たのは、アンパンマンのラッピングが施された特急「宇和海」のアンパンマン列車。JR四国ではたくさんの車両がアンパンマン化しています!
高知県の中村駅から考えると、乗車時間は5時間越え。ひたすら列車に揺られた末に、ようやく…、、
下灘駅に到着!
ぽつんと建つ屋根以外に、遮るものは何もないホーム。目の前は海という最高のロケーション。
駅前の道には車がずらりと並んでいました。お盆ということもあるでしょうが、電車で来てこそ価値のある場所じゃないのかなぁ、と思ってみたり。。
駅前には土日祝限定でオープンしている「下灘珈琲」というワゴン販売がとても賑わっていました。
そうこうしているうちに、乗ってきたのとは逆方面から列車がやって来ました。これはシャッターチャンス!
日没までまだ時間があるので、少し付近を散策。近くの道路から下灘駅を見下ろしてみました。
一旦海岸をスルーして、古い建物が並ぶ住宅街の方へ進んでみます。
線路と並走する道の途中で、石垣の上にある小さな踏切を見つけました。なんだかかわいい。笑
海に沈む夕日
さて、ここから先は刻一刻と夕日が海へと沈んでいくのみ。僕から申し上げることはもう何もありません。それでは、太陽が瀬戸内海に呑み込まれていく絶景をご覧ください。
…はい、もう、本当に、これ以上ない!というくらいの絶景でした。
この日は少なからず雲はありましたが、水平線上は澄み渡っていて最後の一瞬まで太陽の輪郭を確認できました。むしろ上空にある空が紅に染まって、神秘的な風景になっていたと思います。
太陽が完全に沈むと人々は徐々に帰っていきますが、次の列車が来るまでまだまだ絶好の撮影チャンス。
空の色は太陽が沈んだ直後くらいが一番きれいだったりします。グラデーションがとても美しい!
松山駅へ
松山市駅まで少し歩いて、みかん色になった伊予鉄高浜線に乗り込み本日宿泊するゲストハウスへ向かいます。
1泊2900円で、小さいながらもちゃんと個室に泊まれます!詳しいことはまた次の記事で。
まとめ
いやー、本当に晴れてよかった!こんなに綺麗な夕日が見れる駅なんてほとんどないんじゃないでしょうか。四国を旅行する際には必ず行っておきたいところ。
その時はぜひとも列車で!一般人にとっては1時間に1,2本のダイヤだと厳しいかもしれませんが、18きっぱーの僕からすればアクセスはめちゃくちゃ良いです!なにせ駅が目的地なわけですから。1日に数本の駅と比べれば全然ましですよ、ほんと。
というかむしろその行きづらさが魅力というか、何もないところをひたすら列車に揺られるのことに何とも言えない情緒があると僕は思うのですが、分かってくれる人はいますかねぇ。。
まあこんなところで電車旅の魅力を語っても仕方がないのでこのくらいにしておきます。笑
あ、ちなみに僕が下灘駅を訪れたのは8月の中旬、お盆の直前です。季節が変わると太陽の沈む位置も変わってくるので、その点だけは気をつけてくださいね。
次の記事では松山市内をご紹介。お楽しみに!
全国の「海が見える絶景路線」を集めました!下灘駅のある予讃線以外にもたくさんの路線がありますよ。
海に沈む線路の件は2019年3月現在、造船所私有地への無断侵入教唆で問題となっている為削除した方が良いのでは?
許可を得ての撮影でしたら申し訳ありません。