三線軌条とは?秋田新幹線と並走する在来線に乗る

秋田

どうも、てりーぬです。

今回は五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に乗って日本海の絶景と夕日を眺めた続き。じわじわと南下していきます!

スポンサーリンク

秋田駅

さて、秋田のホテルにて、本日もすがすがしい朝を迎えました!ホテルからの眺めがなかなかよかったです。

では、ホテルから秋田駅まで15分ほど歩いて行きます。まずはお堀のような川を渡りました。

複合公共施設のエリアなかいち。いい感じの広場ができてますね~。

秋田駅まで真っすぐ続く商店街。通勤通学する人で賑わっていました!

駅の前にも大きな広場が。生活環境充実してそうだな~。

木でできたバスターミナル。ついついバスを使いたくなっちゃう雰囲気があっていいですね。

なんと、秋田駅にはスタバがある!駅舎にもふんだんに木材が使われていてとても温かみがありました。

これから奥羽本線を南下して山形の手前まで行くこの列車に乗ります。

スポンサーリンク

奥羽本線 狭軌区間

秋田駅を出ると、あっという間に周りは田園風景。秋田駅の周りはそこそこ栄えているな、とは思っていたのですが、本当に秋田駅の周りだけなんですね。…すぐ田舎ってバカにするのはよくないよ!コンパクトでいいじゃない!

いやー、それにしても田舎のどかだなぁ。

乗っている車両自体も、走っている線路も、ご覧の通り至って普通ですよね?ただこの区間には、一般的な複線の線路とはちょっと違うところがあります。どこが普通ではないか、お分かりになるでしょうか。

それは、左右の線路でレールの幅が違うということ。実はこの区間では新幹線と在来線が並走しており、左側が新幹線用、右側が在来線用の線路となっています。普通なら新幹線は専用の線路を新しく作るのですが、ここ秋田新幹線ともう1つ山形新幹線では新幹線が在来線用の線路に乗り入れます。ただ車輪の幅は簡単には変えられないので、新幹線用と在来線用の2種類の線路を並べることで対応しているのです。

奥羽本線 三線軌条区間

新幹線が在来線の線路を走るだけでも珍しいのに、その先にはさらに珍しいものがあります。峰吉川駅-神宮寺駅の間は、なんと片方の線路にレールが3本あります。これは三線軌条と言って、レールの幅が異なる列車が同じ線路を通れるようにしたものです。

新幹線と在来線でそれぞれ線路が一本しかないので、実質単線と同じですよね。なので新幹線ですら「駅で対向列車の通過待ち」みたいなことが起きてしまうのです。そこで、この区間だけでも新幹線が両方の線路を走れるようにすること、ちゃんとすれ違うことができるようになりました。

このような三線軌条が見られる場所は全国で4か所しかありません。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

大曲駅

ということで、今回は途中の大曲駅で下車します。

はい、どう見ても普通の在来線の駅に新幹線の車両が停まっているというとても不思議な光景を見れるのも秋田新幹線の特徴です。

ちなみにここ大曲駅は新幹線が日本で唯一方向を転換する場所にもなっています。

大曲は花火でも有名ですよね。土浦・長岡と並んで日本三大花火大会の1つに数えられます。毎月打ちあがるの?すごいな。

そんな特徴ある大曲ですが、駅舎は新幹線の駅とは思えないほど小さい…。裏口に出ちゃったってのもありますが、駅前にも本当に何もなかった。

ということで、ここから先はレンタカーに切り替えて旅をします。東北みたいに規模の大きな場所を観光するにはなかなか鉄道だけじゃ厳しいです。旅先の「レール&ライド」おすすめですよ!

それでは、次回もお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました