角館武家屋敷や田沢湖の大自然!秋田・仙北の半日ドライブコース

秋田

どうも、てりーぬです!

東北を縦断する旅、この日は秋田駅から大曲駅まで在来線で移動しました。

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大曲駅からはレンタカーを借りて秋田をドライブします!古い町並みの残る角館武家屋敷や日本で1番水深が深い田沢湖など、秋田県の中央東側に位置する仙北市をめぐってきました~~

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角館武家屋敷

大曲駅でレンタカーを借りて、まず最初に向かったのは角館(かくのだて)。ここには江戸時代に城下町として栄えた角館武家屋敷の古い街並みが残っています。黒い塀と大きなシダレザクラがずらっと並ぶ光景は他ではなかなかないですよ!

広い土地を塀で囲み、その中に大きな屋敷を建てるのが武家屋敷の特徴。だから道路沿いからは建物があまり見えません。国の重要伝統的建造物群保存地区、略して「重伝建」にも指定されています。

塀の中を覗くとこんな感じ。「松本家」「石黒家」など当時の面影を残した家を実際に見ることができます。茅葺きの屋根がなんとも趣深い。

中には今でも住民がいる家もあります。そこが重伝建の大事な要素でもあって、やはりちゃんと人が住んでいるから建物自体や、街並み全体がしっかりと維持されているんです。

現在では多くの家で売店やカフェなどを営んでいます。なんだかおばあちゃんちに来たみたい。

ちなみに駐車場は川沿いにあり、堤防は桜並木に包まれていました。緑でもこんなに綺麗なのに、花が咲いたら絶景だろうなぁ。

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刺巻湿原

続いて、田んぼと山に囲まれた国道46号線を北東へ進んでいきます。

この区間ではしばらくの間、線路と並走していました。何の変哲もない田舎の単線ローカル線のように見えますが、実はここ新幹線が走る線路なのです。信じられない。

ということで、次の目的地、刺巻湿原に着きました!…が、なんか湿原というか、ただの雑木林…??

湿原って、なんか、もっとこう、水辺があって、いい感じに草が生えてて、木漏れ日が射し込んで、みたいな豊かな環境を想像してたのですが、ちょっと草が生えすぎかな。。

ちゃんと水も流れてて間違いなく湿原なのでしょうが、歩くためのテラスはほぼ草に覆われててとても観光地という感じではありませんでした。来る季節を間違えたかな?

田沢湖

気を取り直して、次の目的地へと向かいます。日本屈指の酸性温泉の「玉川温泉」から流れる玉川を渡りました。

あっという間に、日本一水深の深い湖である田沢湖へ到着しました。

最も深いところは湖面から423.4mで、なんと海面よりも下にあります。これだけ深いと、水の色もとても深い青色をしているような気がします。

「田沢湖レストハウス」で秋田名物のきりたんぽに味噌をつけて焼いた「みそタンポ」を食べます!東海地方の民からすると、ほぼ五平餅と同じ。それにしても優雅な時間だ~。

田沢湖のランドマーク的存在なのが、西側にあるたつこ像。「田沢湖」で画像検索すれば100%こんな感じの写真が出てくるはず。公式サイトによると、”永遠の若さと美貌を願い、湖神となったと伝えられる、伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像”らしいです。

改めて瑠璃色の水がきれいだなあ。天気にも恵まれました。

たつこ像のすぐ近くに小さな神社もありました。水辺のお堂、いいですね。

最後に「かたまえ山森林公園」から田沢湖を展望できるという情報をどこかで見て、急斜面を運転して行ったのですが、木が邪魔してそれほどいい眺めではありませんでした。笑

抱返り渓谷

意外とまだ時間があったので、もう1か所巡ってみます。それは先ほど渡った玉川が流れる抱返り渓谷。ここから上流に向けて、片道30分程度のハイキング開始!

まずはこの大きな吊り橋を渡っていきます。

ここらへんはまだ道も広くて歩きやすい。

いくつか橋を渡っていくと、道もだんだん細く、辺りは岩場が多くなってきます。

この岩肌すごくない??(語彙力不足)

トンネルの中は割と暗かった。

今回のコースの一応のゴールは、抱返り渓谷随一の名所とされる「回顧の滝」。滝の案内板には「正に女性が着物を着替える様を見るようなところ」とありましたが、この滝からそれだけの妄想ができちゃうのむしろ尊敬できる。

せっかく一眼レフを持っているので、シャッター速度を長くして水をサラサラに写すチャレンジ。とは言っても三脚とかの機材はなにも持ってないので、手持ちでここまで頑張りました!

よく見たらこの橋、鉄骨がただ岩に突き刺さってるだけという。

こういうハイキングコースみたいな場所って往々にしてどこかしら通行止めになっている気がする。仕方ないのでここで引き返します。大体往復で1時間程度で、ちょうどいい運動になりました!

秋田新幹線

レンタカー返却のために田沢湖駅へ向かう途中、ついに秋田新幹線とすれ違いました。やっぱりこのかっこいい車両がこんなローカル線を走るのはとても不自然ですね(笑)

その秋田新幹線も停まる田沢湖駅で仙北ドライブは終了。それぞれの滞在時間が短かったというのもあると思いますが、大曲駅で借りてから田沢湖駅で返すまでたったの5時間でした。思っていたよりコンパクトなプランだったのかも。

お昼はまだきりたんぽしか食べていないので、駅前の食堂でお蕎麦をいただきます。

観光情報センターと一緒になっている田沢湖駅の駅舎が、木をふんだんに使った温かい感じでおしゃれでした。決して大きくはない駅ですが、観光客を迎え入れてくれる感じがしていいですね。

ここからは新幹線で岩手へと向かいます。真っ赤に映えるこまち号が本当にかっこいい。

在来線の田沢湖線と線路を共有している秋田新幹線。途中深い山の中を走るので新幹線の割には車窓もなかなか楽しい。

だんだんと街なかへ近づいてきました。

田沢湖駅を出ると、40分程度で盛岡駅に到着。このタイミングで岩手県初上陸です!

真っ赤なこまち号は、駅で待っていたエメラルド色のはやぶさ号と連結して東京へと向かいます。長い旅だけど頑張ってね!

ということで、秋田県仙北市をサクッとドライブしてきました。街並みも自然も、ドライブも新幹線も、どちらも楽しめて個人的にはかなり満足度の高いルートになったと思います。山奥には乳頭温泉郷などの秘湯もあるようなので、今度はそちらにも足を伸ばしてみたいですね。

次回は岩手県初上陸!再びドライブです。お楽しみに!

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