大阪から京阪電車で北上して京都の出町柳まで来た僕ですが、ここからさらに北上します!
行くのは鞍馬、貴船。京都の中心部からは離れた山の方にあるので、遠方からの旅行者にとってはなかなか行きづらいところ。それでも年中観光客が集まる人気スポットなのです。
最近は京都のちょっとコアな部分を楽しみたいと思っている僕にとってはぴったりの場所。鞍馬から貴船まで、山を歩きながら紅葉を堪能してきました!
叡山電鉄 もみじのトンネル
今年のゴールデンウィークに行った比叡山方面と途中で分岐して、徐々に田舎の雰囲気を帯びていきます。
そして市原駅を出発すると、「今からもみじのトンネルを走行します。車窓をお楽しみください。」という車掌のアナウンスが。これを楽しみにして車両の先頭に陣取っていました!(笑)
こちらがそのもみじのトンネル。こんな場所なかなか見られません。素晴らしいですね。
もみじのトンネルを抜けて二ノ瀬駅に到着。帰りももちろんここを通ります。夜になるとライトアップされるので、ぜひ後半の方もお楽しみに!
鞍馬寺 ハイキング
鞍馬寺という名のハイキングコースの入り口。「鞍馬山」そのものが寺になっていて、参道は山を越えて反対側まで続いています。登山って言っていいですよね?
お寺の中にも神社が。「鞍馬の火祭り」が行われる由岐神社。中心を参道が貫くという珍しい造りです。
徐々に本格的なハイキングコースの様な雰囲気に変わってきました。「九十九折参道」といってぐねぐねした道が続きます。
鞍馬寺の本殿金堂へ到着!源義経が幼少期を過ごした場所として有名らしいです。
この本殿の前には宇宙のエネルギーが降臨するといわれる「六芒星」があるということを後から知り、、見逃したー!!写真も見切れてるし。。まあきっとこの上を歩いたであろうから宇宙のエネルギーもきっと受け取ってるはずだ!
低い太陽に照らされ煌めくもみじ。語彙力のなさがもどかしい(笑)
最近こんな道ばっかり歩いてる気がするな??
「木の根道」と言って、地盤が硬いので木の根が土の中に張れずにむき出しになっている珍しい場所。牛若丸がここで跳躍の練習をしたのだとか。壇ノ浦での「八艘飛び」ができたのもここのおかげだったり?
ここからはようやく下り!どうしてかは忘れましたがかなり駆け足で下ってました。
貴船もみじ灯篭
夏には川の真上で食事を楽しむことができる「川床」で有名な貴船川。
貴船を代表するパワースポットなのが、ここ貴船神社。地名としては「きぶね」と読みますが、水を司る神を祀るこの貴船神社は濁らず「きふね」と読むそう。
先ほどくぐった二の鳥居から続く石段は日が暮れるとライトアップされます。それを撮るために下に人々が寄ってたかって陣取っているのがお分かりいただけますか…??
まあ僕もその中に飛び込んで行ったんですけどね!
ただ、人が通ると「早く行かないかな」みたいなことを言っている人がいて、気持ちは分かりますが、それはちょっと違うなと思うのです。だって人が通るための階段なのですから。人がいない方が異常ですよね?
僕は「人のいる風景をいかに美しく撮れるか」も腕の見せ所だと思うのですがねぇ。あ、僕にはそんな腕はありません。
ここからもう少し北の方に奥宮などの見るべきところもあるのですが、鞍馬山に足をやられて震えているのでもう少し暗くなるまで適当に休憩してました。
少し暗くなったら、ここを発つ前に何枚か撮ったのですがあまり変わってませんね(笑)
叡電へ乗るために川沿いを下っていきます。灯篭に明かりが灯されていました!
ちょうど駅へ向かうバスが来ていたので乗り込みます!かなりの混雑。
もみじのトンネル ライトアップ
叡電に乗るのは、終点・鞍馬駅の一つ手前、貴船口駅。ホームの前の木々がきれいにライトアップされています!
電車とライトアップのコラボ。偶然来た電車が、窓が広く作られた展望列車「きらら」という車両で、車窓が見やすいように外向きになった座席もあります。
一つ先の二ノ瀬駅を発車すると、車掌から「今からもみじのトンネルを走行します。車窓をお楽しみください。車内灯を消灯するのでお気を付けください。」というアナウンスが。
ついに来ましたよ~、ライトアップされたもみじのトンネル!しかも車内灯を消灯してくれるので浮かび上がるように見えてきます!
前面の展望は混んでいて撮れませんでしたが、この車窓一面に広がる紅がまた格別ですね。
貴船神社、貴船川、もみじのトンネルの一連のライトアップが貴船もみじ灯篭というわけです。どれも素晴らしかったです。
再び出町柳に戻って荷物を回収。この後は秋の京都王道中の王道、東山のライトアップを見てきました!ぜひお楽しみに!