【山陰周遊の旅】鳥取の西端・境港へ!鬼太郎と魚とべた踏み坂

鳥取

どうも、てりーぬです!前回は鳥取砂丘で砂まみれになった山陰周遊の旅ですが、今回は2日目に突入。

ゲゲゲの鬼太郎の原作者「水木しげる」の出身地である境港へ行ってきました!道路から列車まで鬼太郎一色に染まる境港の街の中ですが、境港は多くの種類の魚が水揚げされる漁港としても栄えています。最後はべた踏み坂を通って島根県へ突入します!

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JR境線と鬼太郎列車

まずはこの日泊まっていた鳥取からスタート。当然自動改札なんてハイテクなものはありません。朝の6時半は人が全然いない。

快速「とっとりライナー」で米子を目指します。鳥取はコナンの作者の出身も鳥取県なんだそうで、コナンのプッシュもすごい。

18きっぷよりも単体で切符を買う方が安いので、今回は普通に切符を買いました。

とっとりライナーの車内。クロスシートで快適です。

約2時間をかけて米子駅に到着!これは前日の写真ですが、境港線の発着する0番ホームへ向かうと、早速目玉おやじがお出迎え。

この日乗った車両は、前面にでかでかと鬼太郎がいる「鬼太郎列車」です。

駅のホームにも全力の鬼太郎ワールドが広がっていました。

列車の側面も完全に鬼太郎の世界。

それでは、米子駅から境港駅を目指します。境港線はしばらくずーっと一直線の線路を走っていきます。

途中には米子空港駅があり、滑走路をよけるために線路がカーブしています。この空港の通称はなんと「米子鬼太郎空港」。こんなところでも鬼太郎プッシュが激しい。。 かなり多くの人がこの駅で降りていきました。地方の小さな空港でこんなに目の前に駅があるって珍しい。

「鬼太郎列車」の車内の様子。椅子も鬼太郎にジャックされています。

ここにも鬼太郎。

なんと天井にもいた!

そして米子を出てから約45分、境港駅に到着!

駅のベンチも鬼太郎。至る所で徹底的に鬼太郎。

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水木しげるロード

それでは、境港の街歩きへ!まずは駅の脇にあった新しいスペースからスタート。数々の妖怪のブロンズ像が集まっています。

ここから先は、境港駅と水木しげる記念館とを繋ぐ「水木しげるロード」。工事中なのがちょっと残念ですが、もうそこらじゅうに妖怪が潜んでいます。

この街路灯、アイデアは面白いけどさすがに怖くない…??昼はまだいいけど夜目玉が光ってたらめっちゃ怖くない…!?

ちょうどきれいになろうと整備している最中でした。

郵便局も水木しげる。

民家を改修したようなお店も鬼太郎。

目玉が浮かんでる!笑

がっつり工事中の商店街。

水木しげる記念館

せっかく聖地へ来たので、「水木しげる記念館」へ行ってみたいと思います。

入館料700円を支払って、展示のある2階へ上ると鬼太郎たちのパネルがお出迎え。撮影禁止の場所が多かったのですが、水木しげるの数々の作品やエピソードが展示されていました。ゲゲゲの鬼太郎だけじゃないんですね!

本当に妖怪が好きだったみたいで、たくさんの妖怪を生み出してきた水木しげるの執筆風景。

妖怪の生きる世界を再現した展示なんかもあります。

なんか最近だと妖怪ウォッチが流行ったりして、妖怪のイメージってどっちかというとユーモアがある感じだと思うんですけど、本物の妖怪は慈悲も情もなかった。。簡単に人を殺してしまうような恐ろしい妖怪が勢ぞろいしています。笑

こんなのもう軽くホラー。。日本のホラー映画って怖いっていうしね、こんな無情な妖怪の世界がベースになっていたとしたらそりゃ怖いわ!

なんだかんだ1時間半くらい滞在していました。こんなに詳しく妖怪の解説をしているのは世界でもここだけかもしれないので(笑)、鬼太郎なんて見たことない!って人でもぜひ一度来るべきです。

海岸通りと回転寿司

さあ、そろそろ妖怪とはおさらばしましょう。境港と言うからには、少しは港を見ておきたいところ。北端の海岸通りには漁船がいくつか停泊していました。

漁をするための蛍光灯がたくさんぶら下がっています。

ここがすごいのは、実は対岸の山はもう島根県なんですよね!この細長い港が鳥取県と島根県の県境になっています。しかも鳥取側は真っ平なのに島根側はすぐに斜面になっているのも面白い。

地図で見ると一目瞭然!ちょうど細い川のようになっているところにいます。

水木しげるロードとは打って変わって、かなり無機質な海岸通りの道。

しばらく歩いていくと、なんだかどでかいドラム缶が並んだような建物が現れました。石油が入ったタンクではなくて、フェリーターミナルや商業施設などを兼ねた複合施設らしいです。

その1階で、回転ずしへ!境港に来たからには魚を食べなきゃ!

街中にある海鮮丼のお店もいいですが、駅前で気軽に入れる回転ずしでもちゃんと地元産の新鮮な魚を食べられます。同じ回転ずしでもかっ〇寿司とは比べ物にならないほどおいしいです!

身も大きいし肉厚のブリ!(ただの飯テロ)

こちらはいわし。口の中でとろける味わいが最高でした。

松江境港シャトルバスとベタ踏み坂

妖怪の世界にお邪魔して、新鮮なおさかなも食べたので、ここからはバスで松江へ向かいます。鉄道だと遠回りになってしまいますが、一畑バスの「松江境港シャトルバス」は片道1000円と鉄道よりも安くまっすぐ松江へ行けるので便利!
一畑バス株式会社:松江境港シャトルバス

このバスに乗ったのは、近道だけではなく、もう一つ目的が…。

一番後ろの席を陣取りました。これにも訳があるのです。

しばらく走ると、バスは鳥取県と島根県の県境に架かる「江島大橋」を渡っていきます。そう、ここは「べた踏み坂」という有名なスポット!かなりの急こう配だというのが伝わりますか?

その江島大橋の頂上から見た風景。ちょうど鳥取県と島根県の境目にいます!

今度はどんどん下っていきます。

眼下に広がる水辺は、日本最大級の砂州である弓ヶ浜半島が閉ざした「中海」という湖。一応外海と繋がっているので、水は淡水と海水が混ざった汽水となっています。めっちゃシジミが獲れそう。

さて、べた踏み坂はここからが本番。こちらのダイハツのCMで一躍有名になったそうで、車が崖を上っていくように見えます。

坂が崖のように見えるのはどうやら島根県側から鳥取方面を見る時らしい。ということで、一番後ろの窓から覗き込んでみます!一番後ろの席に座ったのはこれを見るためでした!

ただ、坂を下っている途中では”すごい角度だ”ということは分かるけど、崖とまでは言いづらい。ちょっと離れてから見ると、少しは崖っぽくなったかな?

有名なあの風景を見るには、離れたところから超望遠レンズで真正面から撮らないと見れなさそう。バスの中からだとここまでが限界ですが、十分に急斜面だということは分かりますね!

その後は、中海の上に浮かぶ「江島」と「大根島」のちょっと不思議な道を通って松江市内まで行きます。

この通り、バスは中海のど真ん中を突っ切っていきます。鉄道だと米子まで戻って回り込まなければいけません。

ほぼ道路のためだけの築堤を走っていくので、水面がこんなに近くに。

このまま松江へ。

ということで、次回は松江市内の観光スポットを巡っていきます!お楽しみに!

本日のルート

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