時は2015年10月末、木々が少しずつ色づき始めるころ。「そうだ 京都、行かなきゃ…!」という使命感に駆られ、金曜日の1,2限をさぼって来てしまいました、京都。
金土日の3日間友人の家に泊めてもらい、自由気ままに京都を散策してきました!しかもママチャリを貸してもらえるという大サービス付き!京都における自転車の偉大さを痛感することになりました。
自分で地図を見ながら巡ることで、実際に京都で暮らしているような感覚になり、より一層京都の魅力に憑りつかれていった、そんな3日間を綴っていきたいと思います!
木曜日の授業が終わったら、夜行バスに飛び乗って京都へ向け出発し、翌朝6時頃に到着。出町柳駅にて、早朝のひんやりした鴨川のこの空気が身に染みます。
まずは泊めてもらう友人の家へ。荷物を置かせてもらって、のんびり朝食を食べながら一服。身支度を整え、家を出たのは9時ごろ。
まず最初に向かったのは、この三日間で一番の目的と言っても過言ではない銀閣寺!世界遺産にも登録されている銀閣寺へは、今回初めての訪問です。
銀閣寺といえばこれ!という建物はこちらで、観音殿と呼ばれる建物です。
ですが、今回僕が最も見たかったのは、こちら。
これは、国宝に指定されており、最古の「書院造」である東求堂(とうぐどう)という建物。
この時期、秋の特別拝観というのをやっていて、普段は入れない建物の中まで入ることができるのです。授業をさぼってまで京都へ来たのはこのため!
一人1000円と少々お高めですが、国宝を肌身で感じられるまたとない機会。
なぜここまで東求堂にこだわったかというと、実は学校の授業で東求堂の図面を描いたことがあるのです。一応建築学科生なので笑
なので一度は生で本物を見てみたかった!図面を描いていないと気づかないことも多々あった(?)のでとても面白かったです。
特別拝観が終わったら、境内を軽く一周。
一通り見学したら、銀閣寺が終点となっており、桜や蛍の名所でもある哲学の道に沿って南下していきます。
非常に落ち着いた、趣深い道。ここを流れている水は、遠く琵琶湖から流れてきているもので、これを琵琶湖疏水と言うらしいです。
この哲学の道沿いには多くの名所が存在しています。その一つが永観堂。現在では紅葉の名所として有名です。
紅葉を楽しむには少し時期が早かった気もしますが、心鎮まるいいところでした。
続いて、そのほぼ隣にある南禅寺へ。
このまま進んで少し外れたところに、伝統的な仏教建築とはかなり異質のものが。
水路閣と言うからには、ここには水が流れています。その水こそが「琵琶湖疏水」で、さきほどの哲学の道まで続いているらしい。
反対側を見るとこんな感じ。こういうの見ると無性に辿りたくなるなー(笑) 純粋に琵琶湖からここまで水路を導いたということに心をくすぐられます。
そろそろお腹がすいてきたので、ちゃりに乗って平安神宮の近くにあるうどん屋さんへ。そこそこ有名なお店のようで、30分くらい待ったかな?写真を撮るのは完全に忘れましたw
この時点ですごい充実感。やっぱ早起きっていいね!
ここで一緒に回ってきた友人が授業がある(この日は平日)ということで、めでたくぼっちに…、いえ、他の友人と会う約束をしておいたのでぼっち回避!
こんなとき自転車があると本当に楽!今いる位置を伝えたら「遠くね!?」と驚かれました。
それでも自転車ならすぐにたどり着けます。そんなわけで、次回は京都御所からスタート!後半へ続く~~
後半 https://18kipper.com/2015fall_kyoto2/