名古屋のオアシス「相生山緑地」でヒメボタルを見てきた!撮影方法解説

愛知

どうも、てりーぬです!

春も終わりに差し掛かり、梅雨の足音が聴こえようとするこの時期。5月中旬~6月上旬にかけてはホタルが飛び交う季節です。

ホタルというと人里離れた場所に生息しているイメージがあるかも知れませんが、実は人口200万人を超える大都会名古屋でも野生のホタルを見ることができるのです!

名古屋で見ることのできるホタルはヒメボタルという種類。ゲンジボタルやヘイケボタルと違って体長が小さい、水生ではなくて陸生、強く短く点滅する、といった特徴があります。

その生息地の1つが、名古屋市天白区の相生山緑地「オアシスの森」。昨年2020年の5月23日、一眼レフを携えて真夜中に訪れた際の様子をお伝えします!

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相生山緑地の場所

ヒメボタルの生息する相生山緑地は、名古屋市の南東部、閑静な住宅街が広がる天白区に位置しています。最寄り駅は地下鉄桜通線の相生山駅で、相生口までは徒歩15分程度。時間的に少し厳しいかもしれませんが、地下鉄で見に来れてしまうのも魅力の1つです。

ちなみに双子池口にある駐車場は17時まで、周辺の駐車場も非常に少ないので、車で訪れる場合は近隣住民の迷惑とならないように十分注意してください。

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ホタルに出会うまで

今回私は22時半頃に自転車で来ました!山根小学校のすぐ近くにある山根口から入ります。かなり急な坂道を登ってきたのでとても疲れました。。

ホタルは他の光を嫌うので、懐中電灯はもちろん、スマホやカメラの僅かな光も漏らさないように気をつけます。この真っ暗闇へ丸腰で突入するのはかなり怖かった、、

私は入り口を入って右側の道へと進みました。写真で見るとちょっと明るく見えますが、実際は本当に真っ暗です。すれ違う人と1m程度の距離まで近づいてようやく姿が確認できるくらいの暗さ。目を慣らしながら、細心の注意を払って足を進めます。

歩いて5分くらいの雑木林で、ついにホタルを見つけました!ホタルって本当にいるんだ!!しかもこんな住宅街のど真ん中に!!(真ん中下あたりに小さな黄色い光があるのが分かりますでしょうか?)

実はこのときが人生初のホタル。これほど素敵な風景が自転車で来れる距離にあったのに、何で今まで一度も来なかったんだろう、という後悔の念を、大きな感動が余裕で上回ってきました

ヒメボタルの光は小刻みにふわふわと点滅しているような感じ。光の粒が目の前を静かに移動していく様子はとても幻想的で、その優しい光に心を引き込まれそうになりました。シャッターを長時間開けていると(この写真は30秒)、ホタルが翔んだ軌跡がはっきりと分かります。

先程の雑木林の少し奥に、開けた梅の林があります。ここは月明かりが射し込んで比較的明るいのにも関わらず、かなりの数のホタルを見ることができました。暗いほど撮影は難しくなってしまうので、私のスペック不足のカメラではこの環境は非常にありがたかったです…!(雑木林の写真は暗いしノイズだらけですよね。)

撮影のコツ

まず必要な機材として、長時間シャッターを開けるので三脚は必須です!あと、カメラに繋いでシャッターを切ることができるレリーズがあるとめちゃくちゃ撮影が楽になります。カメラを連写モードにしておいてレリーズのボタンを押したままロックすると、無限にシャッターを切ってくれるようになります。

私が使用したカメラは一眼レフの超エントリー機「Canon EOS kiss x7」で、レンズは「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」というズームレンズ。本当は絞りがF2以下になるような明るい単焦点レンズがあるといいのですが。。これは花火を撮影した時ですが、こんな感じの装備で臨みました。

ちなみに梅の木でのカメラの設定は「焦点距離:15mm、絞り:F3.5、シャッター速度:30秒、ISO感度:3200」という感じでした。これが雑木林のようにもっと暗い場所だったら背景が真っ黒になるか、ノイズまみれになるかの二択。本当に明るい環境があってよかった。

あとはピントを合わせるのがめちゃくちゃ難しかったです。これも明るいうちに合わせておくべきなんでしょうけど。こんな感じの失敗作が大量に生成されました(笑)

写真の編集

これまで載せた写真の多くは、実は1枚の写真ではなく複数枚の写真を合成したものです。ホタルの撮影では、同じアングルで撮影した複数の写真をPhotoshopなどで比較明合成するのが一般的です。ベースの写真と比較して明るい場所だけを重ね合わせていくので、ホタルの光だけを増やすことができます。

ベースとなる写真は完全に暗くなる前に撮っておくのがいいのですが、そこまで手間は掛けられませんでした!ちなみにこの例では19枚の写真を重ね合わせています。

まとめ

色々とカメラの設定とかも話しましたが、今回一番伝えたかったことは「名古屋で蛍が見れる!」ということです。自分自身初めてホタルを見ることができましたが、いつまででも見ていられそうな心地よさがありました。ぜひ皆さんでこの光景を大事に守っていきましょう。

名古屋にはまだ他にもヒメボタルが生息する場所があります。次の記事ではそちらも紹介できればと思います。お楽しみに!

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