【山陰周遊の旅】明治はここから始まった。山口・萩をレンタサイクルで巡る

山口

どうも、てりーぬです!

鳥取から始まった山陰周遊の旅も終盤。列車に乗って最後に訪れたのは、数多くの幕末の志士を輩出した山口県・。萩は山陽か、山陰かというのは議論の分かれるところですが、個人的には「中国地方の日本海側は山陰」が分かりやすいと思っています。何せ萩には「山陰本線」が通っているんだし!

ということで山陰周遊の列車旅は、温泉津温泉から山陰本線に乗って3時間半かけてたどり着いた萩でフィナーレです!

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東萩駅

JR山陰本線で東萩駅に到着。萩の代表駅はなぜか「萩駅」ではなくて「東萩駅」です。

萩の中心部からは少し外れているので、駅から15分ほど歩いていきます。

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レンタサイクル

萩をめぐるなら絶対にレンタサイクルがおすすめ!歩くのには広すぎて時間がかかるけど、車だと狭い萩の道を通るのはちょっと大変。萩の市街地は平らなので、小回りの利く自転車に乗っていくといいですよ。

私がレンタサイクルを借りたのは、萩バスセンターの目の前にある「スマイル貸自転車」というお店。1日1000円で借りることができました。

道の駅 萩しーまーと

なんだかんだあって、この時すでに12時を回っていました。ということで、まずランチを食べるために向かったのは、萩の北のはずれにある道の駅「萩しーまーと」という場所。広大な駐車場にずらっと車が並んでいて、とても賑わっていました。

日本海はすぐ目の前で、道の駅の隣には大きな卸売市場があります。私が訪れた日は イベントが開催中でした。

大きなログハウス風の建物が道の駅の本体です。中は海鮮の直売やお土産を見たり、新鮮な海鮮料理などのお店が勢ぞろいしております。

その中のお店の1つ、「来萩」という海鮮レストランに入りました。ちょうどお昼時だということもありかなり混雑していて、30分くらい待ったと思います。

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ぼく「魚が食べたい!!!」 

お刺身と焼き魚、てんぷらもついた定食です!

ごはんの待ち時間にでも、隣の親水公園を散策してみてください。3月の中旬ごろは早咲きの河津桜が満開でした!

ミツバチもかわいらしい。

松陰神社・松下村塾

「魚が食べたい」という欲求が満たされたので、ふたたび自転車に乗って出発。きれいな道で走りやすい!

萩に来たら外せないのが、吉田松陰が祀ってある松陰神社。高杉晋作や伊藤博文など、幕末において数々の偉人を輩出した松下村塾も松陰神社境内にあります。

この小さな小屋が松下村塾です。

建物の中はごく普通の民家のような感じ。歴史はこの地から動いたんだなぁ、と考えるとなんだか感慨深いですね。

松陰先生にもしっかりお参りしておきましょう!

伊藤博文別邸

松陰神社の目と鼻の先には、初代内閣総理大臣として有名な伊藤博文の別邸があります。入場料100円が必要ですが、中はとても綺麗なのでおすすめです。


堀内地区

今度は川を渡って、萩城のある西側へと向かいます!

延々と石塀や生垣が続く、萩城の城下町で武家屋敷だった堀内地区に突入しました。このブログにも何度も登場していますが、このエリアは国の重要伝統的建造物群保存地区、略して「重伝建」にも指定されています。

立派な豪邸が建ち並ぶ古い街並み。未だにしっかりと人々の暮らしが根付いているのも分かります。

お城に近づくと塀と生垣は石垣に変わり、さらに重厚で画一的な雰囲気へと変わります。東西南北に真っすぐに伸びる道によってできた碁盤の目のような街並みも、城下町の特徴ですね。

冬から春にかけては夏みかんが見ごろ(夏とは?)まちの至るところに鮮やかな夏みかんが実る風景も萩の特徴です。

萩城跡

せっかくここまで来たら、萩城下町の最も奥にある萩城跡の中にも入ってみましょう。自転車でそのまま突っ込むことができますが、地面は舗装されていないのでガタガタの道を注意深く進んでいきます。

ここが天守閣の跡みたいなので、上ってみます。

このように立派な石垣は健在でした。

建物がないことで全体が見渡せて、いかに巨大な敷地があったのかということが分かります。萩城は指月山の麓にあることから指月城とも呼ばれており、山の大自然を感じることもできます。

このお城のエリアには本当に猫が多くて、いかにも「ボス猫」の貫禄がある猫に睨まれました。これ以上近づいてたら殺されていたかも。。

そして実は、萩城は海に迫り出すような立地になっており、三方を海に囲まれています。しかも萩の市街地がある場所自体が川に囲まれた三角州の上なので、自然の堀によって守りもとても強そうです。

萩城城下町

最後は萩城下町のなかでも最も賑わいを見せる場所に来ました。ここにも古い街並みが続いています。

高杉晋作や木戸孝允の生まれた場所があるなど、数多くの偉人のゆかりの地でもある歴史薫る街並みです。

この周辺にはお店もたくさんあるので、カフェで休憩したり雑貨屋でお買い物したりするのもおすすめです。

ここにも夏みかんが。

ゲストハウスに宿泊

その後は、萩バスセンターの目の前、萩の市街地の中心部にある「萩ゲストハウス ruco」という格安ゲストハウスに宿泊しました。

建築家によってリノベーションされたという内装が1つ1つ非常に凝っていて、とてもおしゃれな空間になっています。

男女混合ドミトリーは1泊2,800円という格安で泊まれます。コンセントなど必要な設備は当然揃っているので、とても快適に過ごせました。

共同のキッチンもおしゃれで広々としていて、非常に清潔感があります。

1階、2階はカフェスペースとしても使われており、宿泊者以外も利用することができるそうです。こんな素敵な空間で過ごすの時間も大切にしたいです。

以上、半日かけて自転車で萩を回ってきました。今となっては「日本の端っこの方」という印象が強いですが、この町から日本の中枢を担う人物が何人も生まれたのだから侮れません。山陰の中でも決してアクセスしやすい場所ではありませんが、だからこそ感じられるものがあると思います。

列車旅はここで終了ですが、山口には一度は見ておきたい絶景がいつくもある!ドライブで巡ってきたので、ぜひご覧ください!

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