【山陰周遊の旅】実は世界遺産!ひなびた温泉地「温泉津温泉」の過ごし方

島根

どうも、てりーぬです!

寝台特急でやってきた山陰ですが、出雲大社よりも西の方へ行くにつれてだんだんと寂れてきた気がします。笑

その最たる例が、今から紹介する温泉津温泉

“おんせんつおんせん”???どれだけ温泉推しなんだ…??

と思いきや、読み方はまさかの“ゆのつおんせん”。初見じゃ絶対に読めない。

決して知名度の高くない温泉津温泉ですが、実は世界遺産なんです!

温泉津の温泉街は、日本最大の銀山である石見銀山とともに「石見銀山遺跡とその文化的景観」として2007年に世界文化遺産に登録されました。残念ながら今回は石見銀山へは行けませんでしたが、温泉津温泉は駅からも近く「気軽に行ける世界遺産」と言えそうです。

そんな堂々たる肩書きとは裏腹に、温泉街はなんともひなびた様子。時代に取り残されてしまったかのような、ノスタルジー溢れる温泉津温泉の魅力をお伝えします!

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JR山陰本線 温泉津駅

出雲大社のある出雲市から普通列車で約1時間15分、特急だと約45分。JR山陰本線の温泉津駅に到着です。ここから温泉街まで歩いて向かいます。

「JAしまね」に占拠されてしまった温泉津駅。

右から読んでも左から読んでも「温泉津温泉」…、あれ、ちょっと違う。

駅の目の前には早速古びた建物がずらりと並んでいました。人気を感じないのが少し怖い。

温泉津の港町

駅から少し歩くと、海が見えてきます。小さな船が浮かぶ穏やかな港町。

山陰には赤い屋根の民家が多い気がします。

伝統的な街並み

海沿いにある「ゆうゆう館」という観光案内所まで、駅から歩いて約10分。この向かい側から温泉津温泉の温泉街は始まります。

とは言っても、温泉街の入り口は何の変哲もないただの路地。見逃す人が多いのか、各々の旅館が工事現場の案内のような看板を出していました。温泉街唯一のスーパーもあります(営業は19時までなのでご注意)

ちょっと進むと、ようやくそれっぽい趣のある街並みになってきました。昔ながらの建物が数多く残っていることから、国の重要伝統的建造物群保存地区、略して「重伝建」にも指定されています。

それにしても、思っていた以上に寂れているな…。昔は栄えていたけど、一度廃れたことで建物が建て替えられることなくそのまま残った、というのが「重伝建」によくあるストーリー。今となっては逆に、そのノスタルジックな街並みを楽しめるということでもあります。

まるで大正時代にタイムスリップしたかのよう。

 

天然温泉の外湯「薬師湯」

温泉津温泉で欠かせないのは、もちろん温泉!「薬師湯」という外湯は、なんと全項目が最高評価という素晴らしい泉質なんだとか。しかも自然湧出の源泉かけ流しらしい。

薬師湯は、温泉津にある世界遺産の温泉で、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。(2011年1月時点)
(公式サイト 薬師湯 温泉津温泉 ~石見銀山 世界遺産の温泉~ より)

ぱっと目を引く特徴的な外観が目印。入浴料は450円という銭湯並みの安さですが、夜21時までの営業なのでお気をつけて!(田舎は夜が短い)

浴室は決して広くはなく、真ん中にまあるい湯舟があるシンプルなもの。床にも湯舟の壁にも温泉の成分がこびりついてぬめっとしたような褐色で、(きっとそれがいいんだよね!?)落ち着いて過ごせる感じではないですが、いかにも「湯治に来ました」って感じで悪くない。

となりの旧館は、大正ロマンの雰囲気たっぷりの木造建築。現在はカフェとして営業しているそうです。

 

古民家ゲストハウス「メグルヤ」

この伝統的な街並みにせっかく宿泊するなら、古民家の雰囲気を味わいたい!

そんな方におすすめなのが、温泉街の入り口付近にある「メグルヤ【廻屋】」というゲストハウス。古民家を改装してゲストハウスとカフェとして営業しており、昔ながらの暮らしが体験できます!

ご予約はお電話で!公式サイトをご確認ください。
島根県大田市温泉津町のゲストハウス&カフェ|メグルヤ【廻屋】

建物の基本的な造りは昔のまま変わっていませんが、リノベーションが施された空間はとても綺麗でおしゃれ!1階はカフェとして使われており、古民家の雰囲気を味わいながらまったり過ごせます。ところどころに置いてある雑貨もかわいいですね!

加えてゲストハウスとして使われているのは2階。和風建築にありがちな、60°くらいの急な階段を上ります。

畳の上にお布団を敷く純和風スタイル。隣人とはふすま一枚で繋がっているので、それが気になる人はちょっとつらいかも。お互いにモラルを守って気持ちよく過ごしましょう。

 

ディナーは「路庵」で

温泉津の温泉街で”唯一”夜も営業している飲食店が「路庵」というお店。こちらも和風の建築を改装して綺麗にしていますが、提供しているお料理は洋風のものが多いです。

「地産地消」がテーマの路庵では、地元の食材をふんだんに使った様々な料理がメニューに並びます。どれもものすごくおいしい!
決して広いお店ではなく、団体の貸し切りで入れない場合もあるので要確認です!(自分もなんとか入れたけど危なかった)

関連ランキング:居酒屋 | 温泉津駅

 

世界遺産だという感じは全然しませんでしたが、まだこんな街並みがあるんだ、という不思議な感覚を味わえました。建築好きの方、温泉好きの方、大正好きの方、、などなど、そうではない方も、一度訪れてみる価値は絶対にあると思います。

まだまだ山陰本線で巡る山陰周遊の旅は続きます!次は車窓にフォーカス!

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