登山初心者が御在所岳に登ってきた[三重・湯の山温泉]

三重

登山にハマり出した友人に誘われて、小6以来9年ぶりに登山してきました。

あの頃、子供心に「登山って楽しい」思っていながら、それ以来なかなか山へ登ることはなかったのですが、今回9年前に登ったのと同じ山へ登ることとなりました!

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御在所岳について

今回登ったのは、三重県と滋賀県にまたがり鈴鹿山脈の中央に位置する御在所岳

この御在所が選ばれた理由は、友人曰く

・名古屋から日帰りで行ける
・標高がちょうどいい(1212m)
・近くに温泉がある
・ロープウェイがある
・山頂まで3時間くらい

という。まさしくその通りで、初心者にはうってつけの山です。

装備についてはこの記事をご覧ください。

登山するために新しく買ったたった1つのもの
「人生そのものが登山であり冒険である。」 世界で初めてエベレストへの登頂を果たしたニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリーが遺した名言です。人生はよく登山にたとえられますが、人生も登山も、それだけ目標達成までの道のりは険しいものな...

これらに加え、買ったばかりの一眼、実家にあった小さな三脚、1Lほどの水分、適当な非常食などを持って行きました。

 

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アクセス

それでは実際に御在所へ向かいます!

当日は近鉄名古屋駅に集合、四日市で乗り換え。

近鉄湯の山線に乗り換え、湯の山温泉駅まで。この区間はちょっとしたローカル線みたいな雰囲気です。

30分弱で終点に到着。

以上、この記事唯一の電車でした。笑

 

登山開始

ここから、登山道の入り口であるロープウェイ乗り場まで歩きます。

これが地味に長かった。暑さ×単調な舗道によって30分強の道のりがすごい長く感じました。


この後、この川に沿って登山していくことになります。

ようやく到着!

いやここはゴールではない。あくまでスタート地点。。

さて、ここ御在所はたくさんの登山道があります。

ルートによって難易度が変わってきます。

⑦裏登山道:9年前登った一番緩やかなコース
⑥中登山道:景色がよく難易度も程よいため最も人気だが、落石によりあいにくの通行止め
⑤一の谷登山道:わりとガチなやつ
④表登山道:今回選んだのはココ!

気を取り直して登山スタート!


10:33
1合目。初めは東海自然歩道と重なっています。登山と言うよりはハイキングといった感じ。


10:57
一瞬だけ休憩。


登山届は忘れずに。


11:23
「え、この橋を渡るの??」


11:33
少しずつそれっぽくなってきました。

川沿いを進んでいるので、途中幾つかの水の流れを越えながら歩いていきます。(※キャッキャウフフみたいなことはしてない)


11:48
スタートから1時間ちょっとのところで、並走している川に近づけるスポットがあったので降りてみます。ここで撮影会開始。友人の持ってきた大きめの三脚に私の一眼をセットしていろいろ撮ってました。

30分くらいひたすら写真撮ってました。一眼初心者にとって、設定とかいろいろいじってみるこの時間は登山を中断するほどの価値はあります(笑)


12:26
すこし上流へ。ごつい。


ここらへんで心配していた雨が降ってきたので、レインウェアを装着。しばらく止みそうにないなー、と思っていたのですが、10分後にはすぐに上がりました。その後何回か降ったり止んだりを繰り返し、山の天気の変わりやすさを認識。


12:28
鈴鹿スカイラインと合流。ものすごいカーブといい景色!


道の雰囲気が変わって草むらの中へ。


12:42
また森の中へ。かなり険しくなってきた!ワクワク


両手両足を使って登っていきます。全身を使うって楽しいし気持ちいい!


いつの間にかこんなところまで登ってきたんだ…、と感じさせられます。


コンクリートの崖の上から。怖すぎ!馬鹿でしょ!!


13:43
道とも言えぬ険しい道は意外と長く続き、1時間ほど踏ん張るとようやく開けた場所へ。あと少し!


13:49
御在所山上公園に到着!ここで登山道は終点です。登り始めから3時間20分かかりました。川で30分ほどイチャイチャしていたりするので、まずまずのペースでしょうか。

昼食タイム

こんな時間なので、もう腹が減った!とにかく飯を食べよう!

そんなわけで、この日の昼食はというと…、

からの。

そして!

お互いに調味料を持ち寄り、麓で食材を調達。そして友人が持ってきた調理器具でボイル!登りきって疲れている体でこれは最高。

ただの食パンとソーセージだって?

たしかに、ただの食パンとソーセージであることには変わりない。でも、自らの脚で登った山の頂で食べる食パンとソーセージは、サブ〇ェイのサンドイッチですら遠く及ばない何かがあるのです!

食後はインスタントコーヒーで。

頂上へ

この時点でもうかなり満足。だがしかしbut!私たちはまだ頂上へ行っていない!とりあえずレストランの隣の展望台へ行ってみます。

山の奥に広がるのは三重の街並み。

そして連なる鈴鹿山脈。良い眺め!

いよいよ山頂へと登っていきます。

しかし、山頂へ近づくにつれて徐々に雲が多くなり、私たちも雲の中。

「雲が浮いてる!」

 

…最高に頭悪そうなことを口走ってしまいました。

 

ついに山頂に到着!!御在所岳1212m登頂しました!!

のですが、この曇り空。いまいちテンションが上がらない。

雲の向こう側で何かやってる親子。楽しそう(笑)

「心で見る琵琶湖」

このまま下山するのもあれなので、「山の天気は変わりやすい」ことを信じて晴れるまで待つことに。30分ほどぼーっとしていると、頭上から雲の切れ間が!

タイミングを逃すまいとする撮り鉄の本気で、撮れたのがこちら。

さらにしばらくすると、どんどん晴れ間が広がっていきます!やはり何事も信じてみるものですね。

晴れてると雰囲気が全然違います。

被写体としてのポテンシャル高すぎ。

広がる青空!雄大な自然!溢れ出すオーラ!

下山!

本当に満足したので、今度こそ下山します。

とは言え時刻はもう16:30。今から登山道を下っても時間的にも体力的にも厳しいので、、

ロープウェイでワープ!初めからこうなることは決まっていたのかもしれない。

3時間かけて登った山を十数分で降りていく快感。たまらないね!

麓で飲むソーダ。おいしかった。

温泉!!

ここから40分歩いて駅、の前に温泉へ。温泉に浸かれると思えばあと少し頑張れる。

駅を少し過ぎると、到着!

予想以上におしゃれで大きめの「アクアイグニス」という施設。

入浴料600円を払って中へ。

やはり山と温泉はセットでしょう。スノボ行った後もいつも温泉に入ってますが、疲れにお湯が染み込んで最高に気持ちいい!

お湯から出て来たらこれですよ。もうずるい。

人をダメにするやつが大増殖。もちろん私たちもダメになりました。あーこのまま寝れる。。

鈍くなる体を頑張って動かして湯の山温泉駅まで。再び近鉄で名古屋駅まで帰ります。夜ご飯は共通の友人がバイトしてる銀座ライオンで。ここのビールがうまいんですよ!

料理もおいしい!ごちそうさまでした!

まとめ

この一日は、この夏休みで一番濃い時間を過ごせたんじゃないかと思います。こんなに全身を使ったことも久しぶりだし、全身で自然を感じることができました。

そして、きれいな風景、おいしいご飯、気持ちいい温泉と、疲れた分だけ、いやそれ以上に自分を満たしてくれるものがありました。これも登りきったという達成感があるからだと思います。

登山に誘ってくれた友人に感謝しています。お疲れさまでした!!

登山はあんまりできていないのですが、東京の奥地にあるハイキングコースがほぼ登山だったので紹介します。

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